実家を相続したものの、誰も住まないまま空き家になっている――そのような状況に悩んでいる方は少なくありません。
近年、放置されたままの空き家は社会問題化しています。住む人のいない住宅は劣化が進みやすく、倒壊や部材の飛散など、第三者を巻き込む事故に発展することもあり、その場合は所有者として責任を問われるおそれがあります。
さらに、だれも住んでいなくても固定資産税を払い続ける必要があるほか、管理が不十分な空き家は「特定空家」や「管理不全空家」として自治体から指導・勧告を受け、固定資産税の軽減措置が外れたり、命令違反で過料が科されたりするケースもあります。
実家が遠方にあり、なかなか足を運べないという方こそ、まずは空き家を健全な状態で維持するための対策を立てることが大切です。この記事では、空き家になった実家の相続手続きと管理方法、売却時に使える特例について、最新の法改正も踏まえて分かりやすく解説します。
親の代わりに実家を売ることはできる?
この記事では、主に実家の所有者である親が亡くなってしまい、相続したケースを想定して、手続きや売却の流れを詳しく解説しています。
一方で、親が住み替えや老人ホームへの入居で空き家になった(なる予定)という状況の方もいらっしゃるでしょう。
そのようなケースの方向けに「親の代わりに実家を売ることはできるのか」を簡単に解説しておきます。
まず、売却の参考価格を知るために査定申し込みをするのは、本人以外でも可能です。
しかし、詳細な価格を出すためには実際に建物の中を見る「訪問査定(実査定)」が必要になりますし、その後売り出しのための契約等も考慮すると、査定の前に所有者に同意をもらった上で進めるのが良いでしょう。
親の代わりに代理人として家を売却する
【成約実績 No.0171】
大分県 別府市
実家の売却。
いわゆる終活のため、今後相続で苦労をしないよう、
両親が存命の時に手放したい意向。流通性が多くないエリアだったが、
仲介で売却が完了。時間と余裕をもって売却の算段を立てましょう#企業公式相互フォロー#イエウリ#大分県#別府市pic.twitter.com/PxvGnirsyT
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不動産の売却は基本的に所有者本人が行いますが、委任を受けて親の代わりに実家を売るための売買契約等を行うことが可能です。
代理人による不動産売却は可能?委任の正しい手続き、注意点を解説認知症の親の代わりに家を売却する
【成約実績 No.0209】
大阪府 大阪市鶴見区
連棟式建物につき隣地と同タイミングで売却をしたい。
加えて、名義人が後見人をたてているため、
売却は少し長期化したが、
全18社から金額提示を受け、
売却完了。難しい案件もお任せを。#企業公式相互フォロー#イエウリ#大阪府#大阪市鶴見区pic.twitter.com/aPXgdCprMO
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また、認知症で実家の所有者本人が売却手続きを進めるのが難しいといった場合は、成年後見制度を利用することになります。
なお、成年後見人が本人の居住用不動産を売却する場合は、家庭裁判所の許可が必要になる点にも注意してください。
認知症の親・親戚の家を売却するにはどうすれば良い?必要な手続き・流れを解説親が住まなくなった実家を子どもや親族に贈与する
他には、住まなくなった実家を子どもや親族に贈与する選択肢もあり、この場合は生前贈与の特例・控除を確認しておくと、税金面でメリットが生じることもあります。
不動産の売却時に贈与税がかかるケースとは?生前贈与のメリット・デメリットも解説しますご自身の状況に合わせて、上記の関連記事で情報をチェックしてください。
空き家になった実家を売るなら「イエウリ」 がおすすめ
なお、空き家の売却を検討している方は「イエウリ」を通じて不動産会社探しをしてみてはいかがでしょうか。
【成約実績 No.0295】
千葉県 佐倉市
親が他界し、空き家となった実家を売却したい。
流通性が乏しいエリアではあったが、
イエウリから全6社の買取額の提示があり、
無事に売却となった。空き家として放置をするよりも、
手放す選択を。#企業公式相互フォロー#イエウリ#千葉県#佐倉市pic.twitter.com/weWeknxf8X— イエウリ【公式】 (@ieuri_ieuri) June 8, 2024
イエウリでは、不動産会社 に買主を探してもらう「仲介」だけではなく、不動産会社が直接購入する「買取」の成約実績も豊富です。
空き家の状態や地域によっては、仲介では中々売れないケースもあるでしょう。
- 高く売れる可能性のある「仲介」
- 金額は安くなるが、リスクなしで早く手放せる「買取」
イエウリでは、どちらの場合も最適な不動産会社をご紹介できますので、ぜひチェックしてみてください。
【成約実績 No.0229】
愛媛県 今治市
現地の不動産会社を知らないときは
是非お声がけください。遠方にいながらも、現地の不動産会社を
お繋ぎし、売却まで伴走致します。築古の実家でも2か月かからず売却もできます。#企業公式相互フォロー#イエウリ#愛媛県#今治市pic.twitter.com/OQPx0CQGGT
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イエウリカスタマーサクセスの島村です。イエウリでは、宅建士の資格を持つカスタマーサクセスに空き家売却の疑問・悩みをご相談いただくことも可能です。お気軽にお問い合わせください。
実家を空き家のままで放置した場合のデメリット7つ
空き家となった実家を相続しても、物件が遠方にあると、なかなか足を運ぶことができません。
しかし、もしそのまま放置をしていたら、大きな問題に発展する可能性があります。
まず空き家を放置した場合のデメリットからみていきましょう。
デメリット①建物の劣化が進行する
建物は、小さな損傷を見過ごしていると、徐々に傷口を広げていき、やがて劣化が著しく加速します。
たとえば、台風の際に屋根瓦が飛散したり、悪戯による投石でガラスが割れたりすることがあります。
この時点でただちに対処をすれば、容易に原状回復ができますが、空き家だと、こうした事象の発見がどうしても遅れてしまいます。
気がついたときには、さらに破損が進行して、どこから手を付けていいのか分からないといった状況になることも十分にあり得るのです。
また、室内も定期的に新鮮な空気をいれておかないと、カビや湿気によって、劣化が進行します。
このように相続した家を空き家の状態で長期間放置していると、建物の内外から劣化が進行していき、やがていつ崩壊してもおかしくない廃墟と化すのです。
▼関連記事:空き家は放置すると劣化が早い!必要なメンテナンスを解説します
デメリット②敷地に雑草が生い茂る
相続した実家が庭付きの一戸建てだった場合、空き家のままで放置しておくと、庭に雑草が生い茂ることになります。
庭を無秩序な状態で放置しておくと、見た目が悪いばかりでなく、野良犬や野良猫、あるいはその他の害獣やスズメバチなどの害虫の繁殖地になることもあります。
デメリット③周辺の人々の脅威となることがある
大きく成長した樹木が、隣家の屋根を覆うようになるまで成長すると、いつ樹木が倒れてくるか分からないために、隣人の日常を不安に晒すことになります。



