マンションの売却方法には、一般的な仲介による売却以外に、不動産会社に直接買い取ってもらう買取という方法があります。
これら、仲介と買取はそれぞれどのような違いがあり、どのように使い分けるとよいのでしょうか。
本記事ではマンションの買取について、仲介との違いや賢い使い分けの方法をお伝えします。
「イエウリ」を通じてマンション買取が成約した事例も紹介しているので、マンション買取についてのケーススタディを通して「買取でもマンションを損せず売却する方法」を確認していきましょう。
▼仲介と買取の違い、メリット・デメリットをYouTubeで観る
マンションの買取とは
マンションの買取とは言葉の通り、マンションを不動産会社に直接買い取ってもらうことです。
「業者買取」「買取再販」「即時買取」などと呼ばれることもあります。
マンションを売却する方法は大きく分けて「仲介」と「買取」の2種類があります。
一般的には、不動産会社が売主と買主の間に入り契約をまとめる「仲介」が多い傾向にあります。近年は中古物件を買い取ってリフォームし再販売する買取再販の市場も成長し、成約数が増加しています(2024年現在、仲介と買取の比率はおよそ7:3と言われています)。
買取の場合、交渉がまとまればすぐに買い取ってもらえる、契約不適合責任を追わないなどのメリットがあります。
一方で、不動産会社は買い取ったマンションを再販して利益を得るため、その利益分程度、売却価格が仲介より安くなってしまうのがデメリットです。
マンションの売却は仲介と買取どちらを選べばいいのか、それぞれのメリット・デメリットを理解し選ぶことが大切です。
マンション売却における買取と仲介の違い
| 仲介 | 買取 | |
| 売れる値段 | 相場価格で売れる可能性がある | 仲介の7~8割程度 |
| 売却までの期間 | 売り出してから3~6カ月程度 これより長期間かかることもある | 査定から売買契約まで 数週間で完了 |
| 売主の契約不適合責任 | 責任を負う 特約で3カ月などと期間を定めることが多い | 免責とするのが一般的 |
| 仲介手数料 | かかる | かからない ただし、仲介手数料がかかっても |
| 売り出しの情報 | 近所の人に知られる | 近所に内緒で売却できる |
ここでは、マンション売却における買取と仲介の違いを解説していきます。
査定額(売却価格)の違い→「仲介」は「買取」より高く売れる
マンションを売却する際、多くの方が一番気にするのが「いくらで売れるのか」という点でしょう。
先述の通り、買取と仲介を比較すると、一般的に買取の方が安い売却額になる傾向があります。
不動産会社は買い取ったマンションをリ フォームして、付加価値を付けて再販することで利益を上げるのが目的です。
買取業者は買い取ったマンションを再販することで利益を得なければ、再販する意味がありません。
このため、リフォーム費用や販売利益を見込む必要があり、その分だけ買取価格が安くなってしまいます。
不動産会社が買取して再販売する際のコストや利益を差し引いた金額で取引されるため、仲介よりも金額が安くなる。
また、長期間売れていない物件や、立地等の問題で売れにくいことが予想される物件では、売れるまでに保有する期間が長期化するリスクが生じるため、相場より大幅に低い買取査定額が出される場合もあります。
買取の場合、仲介の相場より2~3割程度は安くなると考えておきましょう。
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売却までの時間の違い→「買取」は「仲介」より早く売れる
買取の大きなメリットが売却までの時間が仲介に比べて早いことです。
買取の場合は不動産会社が直接買い取るため、価格の折り合いが付けば数週間程度の短期間で売却が可能となります。
反対に、仲介では物件の査定から始まり販売活動・売買契約等を経てようやく物件の引渡しと、早くても3カ月~半年程度はかかってしまいます。
さらに、物件の立地や条件が悪いなどの場合では長期化するケースもあるなど、売却完了までの期間が読めないことも少なくありません。
近年は都心部以外で中古マンションの在庫が積み上がる傾向もあり、立地によっては仲介での売却が長期化するリスクも高まっています1。
転勤・離婚・相続など売却を急ぐ事情がある場合は、買取の検討価値が高いといえます。
▼成約事例:
仲介と買取の成約日数の比較
イエウリにマンションの査定を申し込んでから、売買契約まで何日かかったかを仲介と買取で比較した統計は以下の通りです。
| 平均値 | 中央値 | |
| 仲介 | 121日 | 91日 |
| 買取 | 51日 | 38日 |
このデータも、仲介・買取の売却にかかる期間を想定する目安にできるでしょう。
売却にかかる経費の違い→「直接買取」は仲介手数料が不要
売却時には仲介手数料やリフォーム費用などの経費を見込む必要があります。
ここでは、それぞれについて買取と仲介の場合の違いを見ていきましょう。
仲介手数料について
仲介で売却した場合は不動産会社への仲介手数料を払う必要があります。
仲介手数料は、宅建業法で上限額が下記のように決められています。
| 売買価格 | 仲介手数料 |
| 800万円以下 | 30万円+消費税 |
| 800万円超え | 売却額の3%+6万+消費税 |
例えば、2,000万円で売買した場合の仲介手数料は以下の通りです。
一方、買取の場合は仲介手数料がかかりません(ただし、仲介会社経由で買取業者を紹介してもらう場合は手数料が発生する)。
特に売買価格の大きな物件になるほど仲介手数料の額は大きくなりますが、基本的には「買取は仲介手数料がかからない分を考慮しても、仲介よりは手元に残る金額は少なくなる」のはほぼ確実です。
したがって「仲介手数料を考慮すると、買取の場合は思ったよりも手取りの額に差が出ないこともある」程度に捉えておきましょう。
リフォーム費用について
買取の場合は不動産会社が買取後にリフォームするためリフォーム費用の負担なく売却できます。
一方、仲介では物件の状態が悪い場合には清掃や補修費用を売主が負担します。
こうしたハウスクリーニング費用やリフォーム費用は物件ごとに異なりますが、数十万円から百万円以上かかるケースもあります。
買取と仲介を比較する場合には、こうした費用の違いがどのくらい出るかを比較することが大切です。
一般的には、大掛かりな修繕の必要がない新築〜築浅物件は仲介、築古の物件では買取が向いていると言えます。
売却にかかる売主の手間
買取の場合は不動産会社に直接買い取ってもらえるため、手間といえば買取交渉くらいです。
一方、仲介の場合はいつ売却できるか分からない分、売れない場合の値下げの判断や購入希望者からの値引き交渉への対応、その他内見対応などの手間がかかります。
仲介は長期にわたる内見対応が必要なケースもある
仲介ではポータルサイトへの物件情報掲載など、販売活動自体は不動産会社が行ってくれますが、内見対応は売主が行うケースもあります。
空き家であれば内見を不動産会社だけに任せてしまうこともできますが、住んだまま売却するケースではそうもいきません。
内見対応をしなければいけない場合、特に週末に内見が増えるため、販売中は週末に出かけにくくなってしまいます。
また、仮に内見に立ち会わない場合であっても内見前に物件を清掃することは大切なことです。
そうした清掃の手間も考える必要があるでしょう。
一方、買取の場合はこうした手間がかかりません。
売主の責任の違い
不動産の売主に対してこれまでの「瑕疵担保責任」に変わり2020年4月からの改正民法施行により「契約不適合責任」を負う必要があります。
契約不適合責任(旧民法)
瑕疵とは簡単にいうと欠陥のことであり、瑕疵担保責任では、売却する不動産に買主が通常の注意を払っていても気がつかなかった瑕疵(隠れた瑕疵)があった場合、売主が責任を負う必要があります。
雨漏りやシロアリ被害等が瑕疵として代表的なもので、売却後にこうした瑕疵が発見された場合は売主に対応が求められます。
契約不適合責任(改正民法)
これまで、長く不動産売買契約では売主に瑕疵担保責任が課されていましたが、民法改正により2020年4月から売主には契約不適合責任(債務不履行責任の特則)が課されるようになりました。
追及できる責任など、細かな違いはいくつかあるものの、簡単に言うと「引き渡したマンションに契約書に記載の ない不具合があった場合に、売主は補修等の責任を負う必要がある」という解釈になります。
瑕疵担保責任と似た規定ではありますが、これまで以上に売買契約書に記載する内容が重要になったと考えられます。
買取では売却後の契約不適合責任を負う必要がない
マンションの売買契約を結んで引き渡された後に、買主が雨漏りや水漏れといった不具合を発見し、それらの存在が知らされていなかった場合、代金の減額や損害賠償を請求できることが民法で規定されています(契約不適合責任)。
契約解除は「契約の目的が達成できない(不具合が軽微でない)」場合に認められると規定されている。
民法では、契約不適合責任は買主がその事実を知ってから1年以内に売主に対して通知することで権利を行使できるとされています。
しかし、「買主が事実を知ってから1年」とすると、事実を知るまでの間何年経ってもいいと読むこともできるため、売主はいつまで経っても安心できません。
そこで、売買契約書の特約で「引き渡しから3カ月」等と期間を定めて記載するのが一般的です。
つまり、仲介の場合はマンションを引き渡した後3カ月以内に雨漏り等が見つかった場合、修繕等の費用を売主が負担します。
一方で買取の場合は買主がプロの宅建業者ということもあり、売主(素人)が買主(プロ)に物件を引き渡した後の契約不適合責任は「免責」とするのが一般的です。
私は一般ではなく業者に売りました。スムーズに進んで楽でした。
一般相手だと散々待たされた挙句に「やっぱやめる」とか、引き渡し後にクレームとか面倒事になるかもしれないので業者に売ってちゃっちゃと終わらせました。一般相手の身勝手さ面倒さはメルカリで学びました(笑)引用:Yahoo!ニュース|不動産売却 詳しく調べておきたかった情報2 コメント欄より
仲介では引き渡し後も一定期間は責任を追及される可能性があるのに対し、買取の場合はそうした心配をする必要がないのです。
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買主の住宅ローン控除にも違いがある:買取再販なら最大13年
仲介で売られる「一般的な中古マンション」の場合、買主は住宅ローン控除を最長10年まで利用できます。
一方、不動産会社が一度マンションを買い取り、一定の基準を満たすリノベーションを施した上で再販売する「買取再販住宅」であれば、買主は最大13年の住宅ローン控除を適用できる可能性があります。
この差は買主にとって大きなメリットであり、「仲介の中古マンション」よりも「買取再販住宅」の方が人気を集めやすい要素の1つです。
結果として、不動産会社側も再販しやすくなるため、売主としてはスピーディーに売買契約を結べたり、仲介ほどではないにせよ一定の買取価格を維持できる可能性が高まります。
マンションの買取で損をしたくない人は「イエウリ」がおすすめ
簡単にまとめると、買取は短期間で売却でき、手間もかからないものの、仲介と比べると売却価格が安くなりやすいというデメリットがあります。
しかし、「イエウリ」の買取マッチングサービスを利用すればそうしたデメリットを抑えることが可能です。
| 一般的な一括査定サイト | イエウリ |
|---|---|
| ×最大6社から査定 | ○最大数十社から査定が可能:より高く |
| ×物件情報と個人情報を公開 | ○査定時は物件情報のみ公開:安心 |
| ×同じ説明を複数の不動産会社に行う | ○運営が代行するので一度で完結:合理的 |
| ×不動産会社からの営業電話多数 | ○会いたい不動産会社だけ選べる:手軽 |
| ×仲介のみ対応 | ○仲介も買取も対応:網羅性 |
| ×売却相談ができない | ○不動産のプロに相談できる:納得 |
個人情報非公開で、より多くの不動産会社に査定してもらえるシステム
「イエウリ」の買取マッチングは入札形式で複数の不動産会社が買取価格を提示するシステムで、売主は各社の査定額を比較した上で高値をつけてくれた不動産会社を選べるため、一般的な買取より高値で売却しやすくなっています。
査定段階では利用者の個人情報は公開されないため「査定額を確認した後、自分が選んだ会社にのみ連絡先を教える」ということが可能です。
不動産の一括査定では「複数業者から連絡が次々に来て対応が大変」という印象を持っている方もいるかもしれませんが、「イエウリ」ではその心配はありません。
なお、「仲介と買取でどれぐらいの価格差が出るのか」を確認したい場合は、仲介と買取両方の査定を行うことも可能です。
イエウリなら買取でもマンションが高く売れる理由
また、通常の一括査定で査定をしてくれるのは、多くが「仲介」を取り扱う不動産会社で、買取専門業者の登録数は少ない傾向にあります。
一括査定サイトに買取専門の業者が少ない理由として、「仲介より買取は金額が安くなるため、査定金額を提示しても見向きされないことを嫌がるから」というものがあります。
従来の不動産一括査定サイトは申し込んだ後、不動産会社に物件情報と売主の個人情報が伝えられる際に、不動産会社から1~2万円前後の手数料を受け取る仕組みで運営されているサービスが多いです。
「一般の売主の多くが、高く売れる仲介の金額に注目してしまい、買取の金額を提示する一括査定サイトでは検討してもらえず、手数料が無駄になってしまう」というデメリットがあるため、買取専門の不動産会社の登録が少ないのです。
売却の背景に対して、仲介と買取どっちがいいのかがハッキリと分かっていない、その状態で買取額の提示をしても、強固な信頼関係が結べていない以上、買取の金額に納得してもらうのは中々難しいですよね。
株式会社トータスホーム
代表取締役 松崎 友彦 様 よりヒアリング3
イエウリの場合は、不動産会社が査定額を算出する段階では手数料が発生せず、実際に不動産会社が売主から不動産を買い取るための売買契約を結んだときに料金が発生する仕組みで運営しています(売主の手数料等は無料です)。
イエウリさんの料金体系が成果報酬型で、ぼくら不動産会社側にリスクがゼロのサービスなので、積極的に金額提示させてもらっています 。
株式会社スマイリンクス
代表取締役 澤重 匡宏様 よりヒアリング4
そのため、買取専門の業者も多数登録し、積極的に多くの会社が買取査定額を提示できる不動産一括査定サイトになっています。
※2026年9月現在、イエウリに登録している不動産買取会社数は1,364社で、全国各地のマンション買取会社を紹介可能です。
イエウリに登録しているマンション買取会社は、「不動産会社一覧」からご確認いただけます。
店舗のある都道府県内だけでなく、近隣のエリアや全国のマンションを買取している不動産会社も多数参画しているため、できるだけ高く買取してもらえる会社を探したい方は「査定ページ」から物件情報を入力してお申込みください。
高すぎる査定額を出す会社を見分けられる仕組み
イエウリは、単に売主と不動産会社を繋ぐだけではありません。物件の売却が完了するまで、売主と不動産会社双方に対して、成約に至るまでのサポートを提供しています。
イエウリでは、過去に査定依頼があった物件について、不動産会社が提示した査定額と、実際にその物件がいくらで売れたのかを追 跡し、査定の精度や売却までの販売活動の実績を把握しています。
このデータに基づいて、高すぎる査定額を提示して売主を釣るような不動産会社を避け、誠実かつ実績のある優良不動産会社を紹介する仕組みを構築しているのです。
一部の不動産会社は、初めに高い査定額を提示して売主を引きつけることがありますが、机上査定額では高値が出たものの、訪問査定で提示する買取金額を下げるといった現象が起こると、売主は手間だけがかかってしまいます。
このように誤った期待を抱かせないよう、イエウリでは信頼できる不動産会社を紹介することに重点を置いています。
また、売主が納得できる適正な価格で物件を売却できるよう、不動産売買の実務経験があり、宅建士の資格を持つスタッフがサポートを担当しています。
イエウリカスタマーサクセスの島村です。イエウリでは、宅建士の資格を持つカスタマーサクセスに不動産売却の疑問・悩みをご相談いただくことも可能です。お気軽にお問い合わせください。
仲介・買取の同時査定もOK
「イエウリ」でマンションの無料査定に申し込む
各エリアのマンション買取価格(予想)
国土交通省が運営する「不動産情報ライブラリ」には、アンケート回答やレインズ(不動産会社用の物件情報サイト)の情報を集計して、マンションの成約情報(売買価格や面積、築年数など)が記録されています。
以下では、不動産情報ライブラリに登録された各都道府県ごとのマンション売買価格の情報から、不動産会社による買取で成約した場合にいくらぐらいになるかの予想価格をご紹介します(市場で取引された価格の70~80%を買取価格の予想値として表示)。
北海道・東北
北海道・東北エリアのマンション買取価格(予測)
関東
関東エリアのマンション買取価格(予測)
北陸・甲信越
北陸・甲信越エリアのマンション買取価格(予測)
東海
東海エリアのマンション買取価格(予測)
近畿
近畿エリアのマンション買取価格(予測)
中国・四国
中国・四国エリアのマンション買取価格(予測)
九州・沖縄
九州・沖縄エリアのマンション買取価格(予測)
マンション買取の賢い使い分け
マンション売却では、以下のケースのような場合では仲介よりも買取を選ぶことをおすすめします。
- 仲介で売れにくいマンションを売却するケース
- 離婚してマンションを売却するケース
- 相続でマンションを売却するケース
- 転勤でマンションを売却するケース
- 売った後も住み続けたいケース(リースバック買取)
- 引き渡し時期を相談したいケース
それぞれ見ていきましょう。
仲介で売れにくいマンションは買取が最適
まず、仲介で売れにくいマンションについては買取を検討するとよいでしょう。
仲介で売れにくいマンションとは、具体的には以下のようなマンションです。
- 立地が悪い
- 築年数が古い
- エレベーターがない、またはその階に停止しない
- ワケあり物件
- 仲介で1年以上売れない物件
仲介では売れにくい物件を売ろうとすると、売却まで長期間かかる可能性がある他、大幅な値下げや値引きも検討しなくてはなりません。
売却活動が長引くと心理的にも疲労しやすいですし、せっかく仲介で売却しても「高値で売却しやすい」という仲介を選択する最大のメリットも享受しにくくなってしまいます。
こうした物件では、最初から買取を検討することをおすすめします。
▼成約事例
離婚してマンションを売却するケース
離婚してマンションを売却することになった場合、夫婦は顔も合わせたくないといった状況になっていることが多い ようです。
そうした状況の中、仲介による売却を選んで「いつ売買が決まるか分からない」という状態が長く続くことを嫌がる方も少なくありません。
買取を選べば、条件がまとまり次第すぐにお金を受け取ることができるため、上記のような問題を回避できます。
売却を他人に知られたくないときは買取がおすすめ
買取は秘匿性があるのもメリットだと言えます。
仲介では物件情報をネットやチラシで広告するため、近隣の人にマンションを売却することがばれてしまいます(広告しないで売却活動を行うこともできますが、売却しづらくなります)。
一方、買取の場合は不動産会社にしか売却の情報が伝わりません。
離婚に限らずマンションを売却することを他人に知られたくないというケースでは、買取がおすすめです。
売却金額でローン残債を返済できるかどうかを確認
マンション売却で注意しなければいけないのが、ローンを完済しているかどうかです。
マンション購入時に住宅ローンを組んでいると、売却時には住宅ローンを完済して抵当権を抹消しなければなりません。
売却価格と手持ちの資金で住宅ローンを完済するのはもちろんですが、新しい住まいの頭金や引っ越しの費用も必要であれば、それも計算に入れておきましょう。
住宅ローンを完済するのに、マンションの売却代金で足りればいいのですが、そうでない場合には手持ちの現金で補う必要があります。
離婚時には、足りない資金を夫婦の現金からどのように補うかといった問題にも発展しやすい点に注意が必要です。
特に築浅マンションの場合は、周辺相場が大幅に値上がりしているといった要素がなければ、買取金額では残債を賄えないケースも多いです。
離婚を理由に家を売る場合は、
- 買取でローン残債を返済可能なら、すぐに売れる金額がわかって話を進めやすい
- ローン残債を下回りやすい築浅物件は、仲介で時間をかけて売ることも検討する
といった目安で売却方法を検討するのが良いでしょう。
仲介でも、値段設定次第では早期の売却も可能です。
「売れないような高い査定額」を信じてしまうと、売却が長期化してしまうため、信頼できる不動産会社に媒介を依頼するようにしましょう。
仲介・買取の同時査定も可能
不動産売却サイト「イエウリ」はこちら
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相続でマンションを売却するケース
相続したマンションを売却する際、トラブルの原因になりやすいのが「売却価格」です。
複数の相続人で売却代金を分割する場合、仲介による売却では、誰が代表して手続きを進めるか、またその代表者がどの不動産会社に仲介を依頼するかによって金額が大きく変わることがあり、相続人間のトラブルに発展しやすい傾向があります。
しかし、仲介では実際には売れないような高額査定が提示されるケースもあるため、「金額だけで不動産会社を選択する」のが合理的とは言えず、代表者や依頼先の選定で揉めるケースも少なくありません。
その点、査定段階で売却価格が明示される買取であれば、価格を巡るトラブルを防ぎやすくなります。
また、相続税は相続開始から10カ月以内に納付する必要があるため、できるだけ早期に売却を完了させることが望ましいという事情もあります。
こうした理由から、相続したマンションを売却する場合、買取は有力な選択肢の一つといえます。
▼成約事例
















