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マンション買取は仲介より損?デメリット・注意点と買取で高く売る方法を解説

マンション買取は仲介より損?

マンションの売却方法には、一般的な仲介による売却以外に、不動産会社に直接買い取ってもらう買取という方法があります。

これら、仲介と買取はそれぞれどのような違いがあり、どのように使い分けるとよいのでしょうか。

本記事ではマンションの買取について、仲介との違いや賢い使い分けの方法をお伝えします。

「イエウリ」を通じてマンション買取が成約した事例も紹介しているので、マンション買取についてのケーススタディを通して「買取でもマンションを損せず売却する方法」を確認していきましょう。

このページの目次
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マンションの買取とは

マンションの買取とは言葉の通り、マンションを不動産会社に直接買い取ってもらうことです。

「業者買取」「買取再販」「即時買取」などと呼ばれることもあります。

マンションを売却する方法は大きく分けて「仲介」と「買取」の2種類があります。

一般的には、不動産会社が売主と買主の間に入り契約をまとめる「仲介」が多い傾向にあります。近年は中古物件を買い取ってリフォームし再販売する買取再販の市場も成長し、成約数が増加しています(2024年現在、仲介と買取の比率はおよそ7:3と言われています)。

買取の場合、交渉がまとまればすぐに買い取ってもらえる、契約不適合責任を追わないなどのメリットがあります。

一方で、不動産会社は買い取ったマンションを再販して利益を得るため、その利益分程度、売却価格が仲介より安くなってしまうのがデメリットです

マンションの売却は仲介と買取どちらを選べばいいのか、それぞれのメリット・デメリットを理解し選ぶことが大切です。

マンション売却における買取と仲介の違い

仲介買取
売れる値段相場価格で売れる可能性がある
仲介の7~8割程度
売却までの期間売り出してから3~6カ月程度
これより長期間かかることもある
査定から売買契約まで
数週間で完了
売主の契約不適合責任責任を負う
特約で3カ月などと期間を定めることが多い
免責とするのが一般的
仲介手数料かかるかからない

ただし、仲介手数料がかかっても
仲介の方が手元に残る金額は
多いケースがほとんど

売り出しの情報近所の人に知られる
近所に内緒で売却できる

ここでは、マンション売却における買取と仲介の違いを解説していきます。

査定額(売却価格)の違い→「仲介」は「買取」より高く売れる

マンションを売却する際、多くの方が一番気にするのが「いくらで売れるのか」という点でしょう。

先述の通り、買取と仲介を比較すると、一般的に買取の方が安い売却額になる傾向があります。

不動産会社は買い取ったマンションをリフォームして、付加価値を付けて再販することで利益を上げるのが目的です。

買取業者は買い取ったマンションを再販することで利益を得なければ、再販する意味がありません。

このため、リフォーム費用や販売利益を見込む必要があり、その分だけ買取価格が安くなってしまいます。

また、長期間売れていない物件や、立地等の問題で売れにくいことが予想される物件の場合は、売れるまでに保有する期間が長期化するリスクが生じるため、相場より大幅に低い買取査定額が出される場合もあります。

買取の場合、仲介の相場より2~3割程度は安くなると考えておきましょう。

買取価格が仲介価格より安い理由

不動産会社が買取して再販売する際のコストや利益を差し引いた金額で取引されるため、仲介よりも金額が安くなる。

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売却までの時間の違い→「買取」は「仲介」より早く売れる

買取の大きなメリットが売却までの時間が仲介に比べて早いことです。

買取の場合は不動産会社が直接買い取るため、価格の折り合いが付けば数週間程度の短期間で売却が可能となります。

反対に、仲介では物件の査定から始まり販売活動・売買契約等を経てようやく物件の引渡しと、早くても3カ月~半年程度はかかってしまいます。

さらに、物件の立地や条件が悪いなどの場合では長期化するケースもあるなど、売却までの期間が読めないことも少なくありません。

最近のマンション売買事情と金利上昇の影響

高騰が止まらない東京都心の物件とは対照的に周辺3県は前年同月比では10カ月連続でマイナスとなって、在庫物件も過去最多に積み上がった。

引用:日本経済新聞|中古マンション、都外で売れず 価格高騰・金利上昇の影

直近1年ほどは、一都三県でも東京都心部以外は、中古マンションがあまり売れない傾向にありました。

2024年3月に日銀がマイナス金利を解除し、住宅ローンの金利が上昇するのではないか=今は買い時ではないのではないかとの見方が強まったことが原因の1つです。

また2024年10月には、各金融機関の店頭金利が実際に引き上げられました。

「石破政権下では、極端な利上げは行われないのではないか」といった論調もありますが、石破氏は元から金融緩和をけん制する発言をしていたことから、利上げを警戒する見方も依然として強いです。

東京都心部は資金が豊富にある海外投資家や富裕層が買い手のメインとなる市場である一方、周辺県は一般の実需層が主な購入者になる。

建築コストの増大や東京都心の物件の高騰を受けて周辺県では20年以降、値上がりが続いてきた。だが、23年に入って神奈川県で3500万円超、埼玉県や千葉県では3000万円近辺になると、価格上昇の勢いが鈍り、同年11月に3県そろって前年比でマイナスに転じた。

引用:前掲の日経新聞記事より

この影響を受けて、今後「そんなに条件は悪くないのに、買手が少ないからなかなか売れない」というマンションも増えるかもしれません。

売れない傾向が長く続くと、必然的に相場価格の低下が起こる確率が高くなります。

事実として、都心部以外の中古マンション取引価格は下落傾向にあります。

このため、転勤や離婚、相続などで早く売却したい理由がある場合には、仲介より買取がおすすめです。

住み替えを検討している場合は、次に購入する物件の資金や、周辺物件の売り出し状況を踏まえて慎重に選択するようにしてください。

仲介と買取の成約日数の比較

イエウリにマンションの査定を申し込んでから、売買契約まで何日かかったかを仲介と買取で比較した統計は以下の通りです。

平均値中央値
仲介121日91日
買取51日38日

このデータも、仲介・買取の売却にかかる期間を想定する目安にできるでしょう。

売却にかかる経費の違い→「直接買取」は仲介手数料が不要

売却時には仲介手数料やリフォーム費用などの経費を見込む必要があります。

ここでは、それぞれについて買取と仲介の場合の違いを見ていきましょう。

仲介手数料について

仲介で売却した場合は不動産会社への仲介手数料を払う必要があります。

仲介手数料は、宅建業法で上限額が下記のように決められています。

売買価格仲介手数料
800万円以下30万円+消費税
800万円超え売却額の3%+6万+消費税

例えば、2,000万円で売買した場合の仲介手数料は以下の通りです。

仲介手数料計算ツール(上限額)
売買価格
万円
仲介手数料
72万6,000円(税込み)
※2024年7月より、800万円以下の不動産売買時は、売主・買主合意の元、33万円(税込み)の仲介手数料が上限額になっています。

一方、買取の場合は仲介手数料がかかりません(ただし、仲介会社経由で買取業者を紹介してもらう場合は手数料が発生する)。

特に売買価格の大きな物件になるほど仲介手数料の額は大きくなりますが、基本的には「買取は仲介手数料がかからない分を考慮しても、仲介よりは手元に残る金額は少なくなる」のはほぼ確実です。

したがって「仲介手数料を考慮すると、買取の場合は思ったよりも手取りの額に差が出ないこともある」程度に捉えておくのが良いでしょう。

リフォーム費用について

買取の場合は不動産会社が買取後にリフォームするためリフォーム費用の負担なく売却できます。

一方、仲介では物件の状態が悪い場合には清掃や補修費用を売主が負担します。

こうしたハウスクリーニング費用やリフォーム費用は物件ごとに異なりますが、場合によっては数十万円から百万円以上かかるケースもあります。

買取と仲介を比較する場合には、こうした費用の違いがどのくらい出るかを比較することが大切です。

一般的には、大掛かりな修繕の必要がない新築〜築浅物件は仲介、築古の物件では買取が向いていると言えます。

売却にかかる売主の手間

買取の場合は不動産会社に直接買い取ってもらえるため、手間といえば買取交渉くらいです。

一方、仲介の場合はいつ売却できるか分からない分、売れない場合の値下げの判断や購入希望者からの値引き交渉への対応、その他内見対応などの手間がかかります。

仲介は長期にわたる内見対応が必要なケースもある

仲介では、販売活動自体は不動産会社が行ってくれますが、内見対応は売主が行うケースもあります。

空き家であれば内見を不動産会社に任せてしまうこともできますが、住んだまま売却するケースではそうもいきません。

内見対応をしなければいけない場合、特に週末に内見が増えるため、販売活動中は週末に出かけにくくなってしまいます。

また、仮に内見に立ち会わない場合であっても内見前に物件を清掃することは大切なことです。

そうした清掃の手間も考える必要があるでしょう。

一方、買取の場合はこうした手間がかかりません。

売主の責任の違い

不動産の売主に対してこれまでの「瑕疵担保責任」に変わり2020年4月からの改正民法施行により「契約不適合責任」を負う必要があります。

契約不適合責任(旧民法)

瑕疵とは簡単にいうと欠陥のことであり、瑕疵担保責任では、売却する不動産に買主が通常の注意を払っていても気がつかなかった瑕疵(隠れた瑕疵)があった場合、売主が責任を負う必要があります。

雨漏りやシロアリ被害等が瑕疵として代表的なもので、売却後にこうした瑕疵が発見された場合は売主に対応が求められます。

契約不適合責任(改正民法)

これまで、長く不動産売買契約では売主に瑕疵担保責任が課されていましたが、民法改正により2020年4月から売主には契約不適合責任(債務不履行責任の特則)が課されるようになりました。

追及できる責任など、細かな違いはいくつかあるものの、簡単に言うと「契約の内容に沿わない物件を引渡したときは、売主は責任を負う必要がある」ものだという解釈になります。

瑕疵担保責任と似た規定ではありますが、これまで以上に売買契約書に記載する内容が重要になったと考えられます。

買取では売却後の契約不適合責任を負う必要がない

不動産の売買契約を結んで引き渡された後に、買主が雨漏りや土地の残置物といった不具合を発見し、それらの存在が知らされていなかった場合、代金の減額や損害賠償、契約解除などを請求できることが民法で規定されています(契約不適合責任)。

契約不適合責任とは

民法では、契約不適合責任は買主がその事実を知ってから1年以内に売主に対して通知することで権利を行使できるとされています。

しかし、「買主が事実を知ってから1年」とすると、事実を知るまでの間何年経ってもいいと読むこともできるため、売主はいつまで経っても安心できません。

そこで、売買契約書の特約で「引渡しから3カ月」等と期間を定めて記載するのが一般的です。

一方で買取の場合は買主がプロ(宅建業者)ということもあり、売主(素人)が買主(プロ)に物件を引き渡した後の契約不適合責任は「免責」とするのが一般的です。

私は一般ではなく業者に売りました。スムーズに進んで楽でした。
一般相手だと散々待たされた挙句に「やっぱやめる」とか、引き渡し後にクレームとか面倒事になるかもしれないので業者に売ってちゃっちゃと終わらせました。一般相手の身勝手さ面倒さはメルカリで学びました(笑)

引用:Yahoo!ニュース|不動産売却 詳しく調べておきたかった情報1 コメント欄より

仲介の場合、引き渡し後も一定期間の間は責任を追及される可能性があるのに対し、買取の場合はそうした心配をする必要がないのです。

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買主の住宅ローン控除にも違いがある:買取再販なら最大13年

仲介で売られる「一般的な中古マンション」の場合、買主は住宅ローン控除を最長10年まで利用できます。

一方、不動産会社が一度マンションを買い取り、一定の基準を満たすリノベーションを施した上で再販売する「買取再販住宅」であれば、買主は最大13年の住宅ローン控除を適用できる可能性があります。

この差は買主にとって大きなメリットであり、「仲介の中古マンション」よりも「買取再販住宅」の方が人気を集めやすい要素の1つです。

結果として、不動産会社側も再販しやすくなるため、売主としてはスピーディーに売買契約を結べたり、仲介ほどではないにせよ一定の買取価格を維持できる可能性が高まります。

マンションの買取で損をしたくない人は「イエウリ」がおすすめ

簡単にまとめると、買取は短期間で売却でき、手間もかからないものの、仲介と比べると売却価格が安くなりやすいというデメリットがあります。

しかし、イエウリ」の買取マッチングサービスを利用すればそうしたデメリットを抑えることが可能です。

個人情報非公開で、より多くの不動産会社に査定してもらえるシステム

「イエウリ」の買取マッチングは入札形式で複数の不動産会社が買取価格を提示するシステムで、売主は各社の査定額を比較した上で高値をつけてくれた不動産会社を選べるため、一般的な買取より高値で売却しやすくなっています

査定段階では利用者の個人情報は公開されないため「査定額を確認した後、自分が選んだ会社にのみ連絡先を教える」ということが可能です。

不動産の一括査定では「複数業者から連絡が次々に来て対応が大変」という印象を持っている方もいるかもしれませんが、「イエウリ」ではその心配はありません。

なお、「仲介と買取でどれぐらいの価格差が出るのか」を確認したい場合は、仲介と買取両方の査定を行うことも可能です。

イエウリなら買取でもマンションが高く売れる理由

また、通常の一括査定で査定をしてくれるのは、多くが「仲介」を取り扱う不動産会社で、買取専門業者の登録数は少ない傾向にあります。

一括査定サイトに買取専門の業者が少ない理由として、「仲介より買取は金額が安くなるため、査定金額を提示しても見向きされないことを嫌がるから」というものがあります。

買取専門業者が一括査定サイトに登録しない理由

従来の不動産一括査定サイトは申し込んだ後、不動産会社に物件情報と売主の個人情報が伝えられる際に、不動産会社から1~2万円前後の手数料を受け取る仕組みで運営されているサービスが多いです。

「一般の売主の多くが、高く売れる仲介の金額に注目してしまい、買取の金額を提示する一括査定サイトでは検討してもらえず、手数料が無駄になってしまう」というデメリットがあるため、買取専門の不動産会社の登録が少ないのです。

売却の背景に対して、仲介と買取どっちがいいのかがハッキリと分かっていない、その状態で買取額の提示をしても、強固な信頼関係が結べていない以上、買取の金額に納得してもらうのは中々難しいですよね。

株式会社トータスホーム
代表取締役 松崎 友彦 様 よりヒアリング2

イエウリの場合は、不動産会社が査定額を算出する段階では手数料が発生せず、実際に不動産会社が売主から不動産を買い取るための売買契約を結んだときに料金が発生する仕組みで運営しています(売主の手数料等は無料です)。

イエウリさんの料金体系が成果報酬型で、ぼくら不動産会社側にリスクがゼロのサービスなので、積極的に金額提示させてもらっています。

株式会社スマイリンクス
代表取締役 澤重 匡宏様 よりヒアリング3

そのため、買取専門の業者も多数登録し、積極的に多くの会社が買取査定額を提示できる不動産一括査定サイトになっています。

※2024年12月現在、イエウリに登録している不動産買取会社数は1,363社で、全国各地のマンション買取会社を紹介可能です。

イエウリに登録しているマンション買取会社は、「不動産会社一覧」からご確認いただけます。

店舗のある都道府県内だけでなく、近隣のエリアや全国のマンションを買取している不動産会社も多数参画しているため、できるだけ高く買取してもらえる会社を探したい方は「査定ページ」から物件情報を入力してお申込みください。

高すぎる査定額を出す会社を見分けられる仕組み

イエウリは、単に売主と不動産会社を繋ぐだけではありません。物件の売却が完了するまで、売主と不動産会社双方に対して、成約に至るまでのサポートを提供しています。

イエウリでは、過去に査定依頼があった物件について、不動産会社が提示した査定額と、実際にその物件がいくらで売れたのかを追跡し、査定の精度や売却までの販売活動の実績を把握しています。

このデータに基づいて、高すぎる査定額を提示して売主を釣るような不動産会社を避け、誠実かつ実績のある優良不動産会社を紹介する仕組みを構築しているのです。

一部の不動産会社は、初めに高い査定額を提示して売主を引きつけることがありますが、机上査定額では高値が出たものの、訪問査定で提示する買取金額を下げるといった現象が起こってしまう可能性に注意しなければいけません。

こうした誤った期待を抱かせないよう、イエウリでは信頼できる不動産会社を紹介することに重点を置いています。

売主が納得できる適正な価格で物件を売却できるよう、不動産売買の実務経験があり、宅建士の資格を持つスタッフがサポートを担当しています。

カスタマーサクセス 島村

イエウリカスタマーサクセスの島村です。イエウリでは、宅建士の資格を持つカスタマーサクセスに不動産売却の疑問・悩みをご相談いただくことも可能です。お気軽にお問い合わせください。

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各エリアのマンション買取価格(予想)

国土交通省が運営する「不動産情報ライブラリ」には、アンケート回答やレインズ(不動産会社用の物件情報サイト)の情報を集計して、マンションの成約情報(売買価格や面積、築年数など)が記録されています。

以下では、不動産情報ライブラリに登録された各都道府県ごとのマンション売買価格の情報から、不動産会社による買取で成約した場合にいくらぐらいになるかの予想価格をご紹介します(市場で取引された価格の70~80%を買取価格の予想値として表示)。

北海道・東北

北海道・東北エリアのマンション買取価格(予測)

北海道
1,475 ~ 1,686
万円
青森県
1,055 ~ 1,206
万円
岩手県
1,331 ~ 1,521
万円
宮城県
1,721 ~ 1,966
万円
秋田県
879 ~ 1,005
万円
山形県
1,223 ~ 1,398
万円
福島県
1,117 ~ 1,276
万円
* 更新日:
* 価格帯は仲介相場から70~80%の価格を表示しています

関東

関東エリアのマンション買取価格(予測)

* 更新日:
* 価格帯は仲介相場から70~80%の価格を表示しています

北陸・甲信越

北陸・甲信越エリアのマンション買取価格(予測)

* 更新日:
* 価格帯は仲介相場から70~80%の価格を表示しています

東海

東海エリアのマンション買取価格(予測)

* 更新日:
* 価格帯は仲介相場から70~80%の価格を表示しています

近畿

近畿エリアのマンション買取価格(予測)

* 更新日:
* 価格帯は仲介相場から70~80%の価格を表示しています

中国・四国

九州・沖縄

九州・沖縄エリアのマンション買取価格(予測)

* 更新日:
* 価格帯は仲介相場から70~80%の価格を表示しています

マンション買取の賢い使い分け

マンション売却では、以下のケースのような場合では仲介よりも買取を選ぶことをおすすめします。

  • 仲介で売れにくいマンションを売却するケース
  • 離婚してマンションを売却するケース
  • 相続でマンションを売却するケース
  • 転勤でマンションを売却するケース
  • 売った後も住み続けたいケース(リースバック買取)
  • 引き渡し時期を相談したいケース

それぞれ解説していきます。

また、不動産売却マッチングサービス「イエウリ」では、運営会社のスタッフが中立的な視点から不動産売却についてのアドバイスをさせていただきます。

「こういう場合は、買取と仲介どちらが良いの?」「不動産を買取してほしいから、相談に乗ってほしい」など、些細なことでもお気軽にご相談ください。

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仲介で売れにくいマンションは買取が最適

まず、仲介で売れにくいマンションについては買取を検討するとよいでしょう。

仲介で売れにくいマンションとは、具体的には以下のようなマンションです。

  • 立地が悪い
  • 築年数が古い
  • エレベーターがない、またはその階に停止しない
  • ワケあり物件
  • 仲介で1年以上売れない物件

仲介では売れにくい物件を売ろうとすると、売却まで長期間かかる可能性がある他、大幅な値下げや値引きも検討しなくてはなりません。

売却活動が長引くと心理的にも疲労しやすいですし、せっかく仲介で売却しても「高値で売却しやすい」という仲介を選択する最大のメリットも享受しにくくなってしまいます。

こうした物件では、最初から買取を検討することをおすすめします。

離婚してマンションを売却するケース

離婚してマンションを売却することになった場合、夫婦は顔も合わせたくないといった状況になっていることが多いようです。

そうした状況の中、仲介による売却を選んで「いつ売買が決まるか分からない」という状態が長く続くことを嫌がる方も少なくありません。

買取を選べば、条件がまとまり次第すぐにお金を受け取ることができるため、上記のような問題を回避できます。

売却を他人に知られたくないときは買取がおすすめ

買取は秘匿性があるのもメリットだと言えます。

仲介では物件情報をネットやチラシで広告するため、近隣の人にマンションを売却することがばれてしまいます(広告しないで売却活動を行うこともできますが、売却しづらくなります)。

一方、買取の場合は不動産会社にしか売却の情報が伝わりません。

離婚に限らずマンションを売却することを他人に知られたくないというケースでは、買取がおすすめです。

売却金額でローン残債を返済できるかどうかを確認

マンション売却で注意しなければいけないのが、ローンを完済しているかどうかです。

マンション購入時に住宅ローンを組んでいると、売却時には住宅ローンを完済して抵当権を抹消しなければなりません。

売却価格と手持ちの資金で住宅ローンを完済するのはもちろんですが、新しい住まいの頭金や引っ越しの費用も必要であれば、それも計算に入れておきましょう。

住宅ローンを完済するのに、マンションの売却代金で足りればいいのですが、そうでない場合には手持ちの現金で補う必要があります。

離婚時には、足りない資金を夫婦の現金からどのように補うかといった問題にも発展しやすい点に注意が必要です。

特に築浅マンションの場合は、周辺相場が大幅に値上がりしているといった要素がなければ、買取金額では残債を賄えないケースも多いです。

離婚を理由に家を売る場合は、

  • 買取でローン残債を返済可能なら、すぐに売れる金額がわかって話を進めやすい
  • ローン残債を下回りやすい築浅物件は、仲介で時間をかけて売ることも検討する

といった目安で売却方法を検討するのが良いでしょう。

仲介でも、値段設定次第では早期の売却も可能です。

「売れないような高い査定額」を信じてしまうと、売却が長期化してしまうため、信頼できる不動産会社に媒介を依頼するようにしましょう。

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2020.06.25

相続でマンションを売却するケース

相続するマンションを売却する場合、トラブルの原因となりやすいのが売却価格です。

複数の相続人でマンションの売却金額を分割する場合、仲介で売却すると売却までの手続きを誰が代表して行うのか、その代表者がどの不動産会社に仲介を頼んだかによって、金額が大きく変わってくることがあり問題となりやすいのです(仲介では、売れないような高額の査定が出されるケースも多い)。

買取であれば、複数の不動産会社に査定してもらった結果をもとに相続人の間で相談して決めれば良いので、トラブルを防ぐことができます。

また、相続の開始から10カ月以内に相続税を納めなければいけないため、できるだけ早期での売却が望ましいです。

上記のような理由から、相続でマンションを売却する場合には買取が選ばれることが多いです。

転勤でマンションを売却するケース

転勤でマンションを売却する場合、転勤が決まってから引越しまであまり期間がない場合が多く、転勤先から売却活動を続けるのも手間が大きいです。

仲介での売却の場合は、売却までの期間が読めないだけでなく、内見や契約等で物件や不動産会社に何度か出向く必要があります。

こうしたケースでは、買取を選ぶことで転勤までにマンションの売却を目指しやすく、仮に転勤後の売却であっても手間がかからずおすすめです。

売った後も住み続けたいケース(リースバック買取)

リースバック買取
「売った後もその家に住み続けられる」という仕組みの「リースバック」を利用する人も増えてきました。

これは、不動産業者が買主となって不動産を購入し、元の住人(売主)に貸し出すという仕組みです。

このケースでは、不動産会社にマンションの所有権が移った後は「不動産会社が貸主、住人が借主」とする賃貸借契約を結びます。

  • 住宅ローンの支払いが厳しい
  • まとまったお金が必要になった
  • 高齢のため賃貸に移るには審査が難しそう

などの理由があるときは便利に使えるシステムですが、通常の買取相場よりもさらに安い価格が提示されることが多いので、金銭的な面ではデメリットが大きいです。

また、リースバックのサービスを提供している不動産会社は限られている点にも注意してください。

リースバック買取した後、一定期間の間に元の所有者(借主)の資金に余裕が出た場合、買戻しできるという条件で契約できることもあります。

ただし、

  1. 3,000万円でリースバック買取してもらう
  2. 家賃を払って住み続ける
  3. 資金が貯まったので、買い戻しの交渉をする
  4. 買戻し金額は3,300万円を要求される

といったように、元の買取金額より高い金額を出さないと買い戻せないケースがほとんどです。

▼関連記事:リースバックのデメリット

引き渡し時期を相談したいケース

一般の買主を見つけて仲介で売却する場合は、新生活のスタートタイミングに合わせて家の購入を検討している人も多いことから、物件の引き渡し時期を売主の事情で引き伸ばすのは難しい傾向にあります。

一方で買取の場合は、住み替え等の計画に合わせて引き渡し時期を少し先に設定してくれる業者も多いです。

「1年先」など大幅な先延ばしは難しいですが、2,3カ月程度であれば検討してくれるケースもあるので、住み替え先の物件を探しながら売却も進めたい場合は、買取も検討すると良いでしょう。

マンション買取業者の選び方

マンション買取業者の選び方が気になる人も多いと思いますが、冒頭でもお話しした通り「イエウリ」は全国の優良買取会社が多数登録していますので、業者探しや査定額の比較にご活用いただけます。

他にはイエウールHOME4UすまいValueといった一括査定サイトも人気ですが、これらのサイトでは基本的に仲介の査定額が算出されますので、買取の査定は対応している会社に個別に依頼するか、買取業者に絞って依頼できる査定サービスを使うのが良いでしょう。

買取業者に絞って査定依頼ができるマンション一括査定サービス

サービス名同時に査定依頼可能な会社数特徴
イエウリ無制限
机上査定時は不動産会社に氏名や電話番号を公開しない。
買取でも多くの会社の査定額を比較できるシステム。
HOME’S最大6社
大手不動産情報サイトが運営する一括査定。
選べる買取会社の情報が詳細に確認できる。
マンションリサーチ一括査定最大9社
マンション売買に特化したマンションナビが運営。
不動産買取カウンター無制限
買取に特化しているが、成約時に仲介手数料がかかる。
リビンマッチ最大6社
最短45秒で手軽に査定依頼ができる。

※上記リンクは、「イエウリ」のみ自社が運営するサービスのPR要素を含んでいます。その他のサービスについては、アフィリエイトプログラム等を利用した広告リンクではありません。

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2024.10.01

基本的には「査定額(買取額)」だけで判断してOK

仲介は売り出してから不動産会社に購入希望者を探してもらい、その後に価格交渉等が入るため「査定額=買取金額」にはなりません。

一方で買取の査定額は「その価格で買い取ります」という意味合いですので「買取査定額=今すぐその金額で売却できる」となります。

したがって、どの業者に売るかは基本的に買取査定額だけで判断して大丈夫です。

2,3社に訪問査定(実査定)してもらうのがオススメ

ただし、物件の中を見ない状態で机上査定(簡易査定)を行なった後、実際に内見をしてから出される実査定とは価格の上下が発生する場合があります。

ですので、イエウリ」や一括査定サイトで簡易査定額を比較した後は「一番高い買取金額の業者だけに見てもらう」よりも、価格が高い2,3社に訪問査定を依頼して最終的な買取金額を提示してもらうのがオススメです。

▼関連記事:不動産会社との買取価格交渉のポイント

飛び抜けて高額な査定額が提示された場合

また、簡易査定額を比較したときに、一社だけ飛び抜けて高い金額を提示している場合は、営業目的の「釣り行為」の可能性があり、後から値下げされた査定額を提示されることも考えられます。

そのような金額提示を受けた場合は、訪問査定を受ける前に「査定の根拠や周辺の相場」について、メールや電話で問い合わせをして詳しく確認するのが良いでしょう。

そのような問い合わせに対して「まずは会ってご説明します」などと返答する場合は要注意です。

マンション買取業者の人気ランキングを参考に実績のある会社を知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

▼関連記事:マンション買取業者のランキング

買取業者が融資を使うかどうかを確認しましょう

大手の不動産買取業者を中心に「融資を使わずに、自己資金でスピーディーに一括現金決済します」という点をPRする業者は少なくありません。

これがアピールポイントになるということはつまり、銀行などの金融機関から融資を受けて買取をしている不動産会社もあるということ。

不動産会社が融資を利用して買取を行う場合、物件の条件やその会社の業績、市況などを総合的に加味して審査した結果、「融資が下りないのでやっぱり買取できません」という事態も起こりうるのです。

したがって、できれば融資を使わずに100%自己資金で購入してくれる業者を探しておきたいところです。

特に旧耐震基準の築古マンションなどを買取してもらう場合は、住宅ローンと同様に不動産会社もローン審査に通りにくいため、注意が必要です。

ビラ・チラシを配布している会社

ポスティングで「あなたの家を●●万円で買い取ります」「あなたの部屋の条件で家探しをしている人がいるので、今なら高く売れます」といったビラ・チラシを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

こうしたチラシでの宣伝・営業は多くの不動産会社が行っていますが、これらの広告文句を鵜呑みにするのは危険です。

少しでも興味を持って問い合わせをしてもらうために、本当は売れないような高額の査定額を提示して釣るような行為をする不動産会社もあるからです。

「複数の不動産会社の査定額を比較する際に、その選択肢の一つとしてお願いする」といった使い方をするのがオススメです。

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利益還元制度を導入している会社

例えば

あなたの家を2,000万円で不動産会社が買い取って、300万円をかけてリフォームして再販売。最終的に2,800万円で売れました

というケース。

このとき、不動産会社の利益はざっくりと500万円です。

この再販売で出た利益の500万円の一部を、元の売主であるあなたに還元してお渡しします

といった「利益還元制度」を売りにしている不動産会社もあります。

これは一見売主にとってのデメリットは無いように見えますが、最初から還元分を見込んで安い価格で仕入れようとする業者もあります。

また、全ての物件で大きな利益が出れば良いですが、売れ残ってしまって利益が上がらなかったといった場合には、当然還元されるお金はありません。

ですので、やはり「複数の業者の査定額を確認した上で、最初から高い金額を提示した業者に買取してもらう」という方法で売却を進めることが損をしないためには重要です。

買取保証という方法もある

買取保証付き仲介の流れ

仲介or買取という二択だけではなく、買取保証(買取保証付き仲介)というサービスを提供している業者もあります。

仲介・買取両方の良いとこどり

買取保証とは、仲介で一定期間売ることができなかった場合、事前に決めていた金額で買い取ってもらえるというものです。

相場程度の価格で仲介による売却活動を行いつつ、一定期間売れない場合は不動産会社に直接買い取ってもらえるという「買取」と「仲介」のメリットを生かした売却方法です。

買取保証の注意点

メリットの多い買取保証ですが、全ての不動産会社が行っているわけではなく、買取保証を行っていても対象の物件に厳しい条件がついている場合もあるので注意が必要です。

「条件」とは例えば「買取保証が利用できるのは、基本的に専任または専属専任媒介契約のみ(一般媒介契約では受け付けない)としている会社がほとんど」といった点です。

また、再販売時のリスクを低減させるために、間取りや地域も限定されているケースが多いです(一都三県のみで対応、広すぎる・狭すぎる物件や、古すぎる物件は対象外など)。

他には、売り出し価格に制限が設けられることもあります。

また、不動産会社によっては最初から買取することが目的で、仲介による売却期間中に販売活動を熱心に行わないところもあるので不動産会社選びを慎重に行いましょう。

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マンション売却における買取のメリット

ここでは、改めてマンション売却において買取を選ぶメリットを見ていきましょう。

手間がかからない

買取の場合は、仲介での売却に比べ手間がかからないというメリットがあります。

仲介では、内見対応や内見のための清掃・準備が売買契約成立まで続きますが、買取の場合はそうした手間がありません。

すぐに売却できる

また、買取は条件が固まればすぐに売却できます。

反対に、仲介では早くても3カ月程度、場合によっては年単位で売れないこともあるなど、売却までの期間が読めずにスケジュールも立てにくいため、スピーディーにマンションを売却したい人にとっては買取の方がメリットがあります。

売却後の契約不適合責任が免責になる

仲介での売却であれば、売却後も物件に何らかの問題があり契約内容との不適合があれば、売主に修復などをする責任があり、最悪の場合や契約解消になる場合もあります。

一方、買取の場合、買主がプロということもあり、こうした売主の責任は免責という形で契約するのが一般的です。

また、人が亡くなっている・事故が発生したなど「告知事項あり」の心理的瑕疵があるマンションも、買取の方がスムーズに売却できます。

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マンション売却における買取のデメリット

買取で売却するデメリットは、売却価格が相場より安くなりやすいことです。

一般的に相場より2~3割程安くなります。

仲介での売却は、直接買主に売れるため相場で売却することも目指せますが、買取の場合はリフォームなどをして市場価格での再販による利益を見込んでの購入となるため、どうしても相場よりも低い売買価格となるのです。

買取額は安ければ安いほど購入した業者が転売するときの利益が大きくなるので、不動産会社はできるだけ安く買いたいと考えています。

一方で、複数の業者間で適切に競争が起これば、安すぎれば他の業者と契約されてしまうリスクが生じます。

できるだけ多くの業者から見積もりを集めることで、高額買取が実現できるでしょう。

HOUSE REVO株式会社が運営する「イエウリ」では、最大数十社にマンション査定をしてもらえるサービスです。一般的な不動産一括査定サイトは6社程度が依頼可能数となっていますが、「イエウリ」はより多くの不動産会社からの査定額を確認できるため、不動産売却で損をしたくない方にご好評いただいております。

「イエウリ」では査定額を確認した後、自分が選んだ不動産会社だけに個人情報を公開できるため、電話対応等も必要最小限で済ませることが可能です。

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マンション買取に関するよくある質問(FAQ)

マンションを売却する際、買取と仲介の違いは何ですか?

買取は不動産会社が直接購入するため、売却期間が短く手続きもシンプルです。一方、仲介では広く一般の買主を探すため、価格が高くなる可能性がある一方で、売却までに3〜6カ月ほどかかります。

マンション買取で売却価格はどれくらい低くなりますか?

一般的に、買取価格は仲介相場の7~8割程度です。これは不動産会社がリフォームや再販のために利益を上乗せする必要があるためです。イエウリのマンション買取成約データもご覧ください。

買取の査定額はすぐに売却額として反映されるのですか?

買取査定額は基本的にそのまま売却額として成立することが多いです。仲介では査定額が売却価格と一致しないこともありますが、買取の場合、査定額がそのまま購入価格になるケースが一般的です。

一般的に、訪問査定後に提示される買付申込書の金額は、1週間から1カ月程度が有効期限になります。

マンション買取と仲介でかかる費用にはどんな違いがありますか?

仲介では不動産会社への仲介手数料がかかりますが、買取には通常かかりません(ただし、仲介会社を経由して買取会社を紹介された場合は手数料が発生する場合があります)。また、買取では清掃や修繕費用が不要です。

買取査定を複数の不動産会社に依頼する方法はありますか?

イエウリ」を利用すると、複数社から査定を受け、提示額を比較した上で最も高い価格を提示してくれる会社と交渉することができます。

マンションの買取価格が下がる要因はどんなものですか?

マンションの買取価格が下がる要因にはいくつかあります。代表的なものとして以下が挙げられます。

  • 築年数:築年数が古いマンションは建物の劣化や設備の古さが考慮され、買取価格が低くなりがちです。
  • 立地条件:駅から遠い、周辺環境があまり良くないなどの条件がある場合、需要が低くなるため買取価格に影響することがあります。
  • 間取りや広さ:マンションの間取りや広さが周辺の市場に合わない場合、売れにくいため価格が下がることがあります。
  • 状態の悪さ:内装や設備の状態が悪い場合、リフォーム費用がかかることが想定されるため、価格に影響を与えます。
  • 管理状態:管理費や修繕積立金が適切に運用されていないマンションは、将来のメンテナンスリスクが高いため評価が下がることがあります。
  • 需給バランス:周辺エリアに類似物件が多く売りに出されている場合、競争が激しくなるため価格が下がりやすくなります。

また、「一定の階数以上の部屋でエレベーターが無い」または「エレベーターの停止階でない」というマンションは買取できない不動産会社が少なからず存在します。

高い買取価格で売却するためのポイントはありますか?

複数の買取会社に査定を依頼し、競争原理を活用することで高い価格を目指すことができます。例えば、「イエウリ」を利用すると、査定額を多社と比較しながら有利な条件を見つけやすくなります。

マンションを売却する前にリフォームした方が高く売れますか?

直近でリフォームしたことが売却価格のプラスに影響することもあります。しかし、買取価格を高くしてもらうためにリフォームを実施するのは、必ずしも費用対効果が高いとは限りません。

買取の場合、不動産会社が買い取った後にリフォームやリノベーションを行って再販するため、売主側がリフォーム費用をかける必要はないケースがほとんどです。

最小限のリフォームやクリーニングで印象を良くすることは可能ですが、過度な改装は買取価格に大きく影響しない点に注意しましょう。

マンションの買取と仲介では、売却までの期間にどれくらい差がありますか?

買取は条件が整えば数週間で売却が可能ですが、仲介では3〜6カ月が一般的です。立地や物件条件によっては仲介での売却が長引くケースもあります。

内見などの手間がかかるのは仲介だけですか?

買取の場合も賃貸中の物件を除き、不動産会社による内見後に買取価格が算出されます。ただし、1社につき1度の訪問査定で完結するケースがほとんどで、特別な清掃などの準備もほとんど不要です。仲介では購入希望者の内見対応が求められることが一般的です。

離婚や転勤で早く売却したい場合、買取は適していますか?

買取は、離婚や転勤などで売却を急ぐケースに向いています。買取なら短期間で確実に売却できるため、スケジュールを立てやすく、スピーディに現金化が可能です。

住んだままマンションを売却し、引き続き住むことはできますか?

「リースバック」という買取方法を使うと、売却後もそのまま住み続けることが可能です。ただし、リースバックは通常の買取よりもさらに買取価格が下がる傾向があります。金銭的なデメリットが大きいため、利用に際しては十分検討する必要があります。

買取保証付き仲介とはどのようなサービスですか?

買取保証は、仲介で一定期間売れなかった場合に、あらかじめ定めた価格で不動産会社が買い取るサービスです。仲介と買取の両方のメリットを得ることができ、売却できないリスクを回避できます。詳しくは、不動産の「買取保証」はどんなシステム?の記事で解説しています。

売却後の「契約不適合責任」はどうなりますか?

買取では、不動産会社がプロとして購入するため売主の「契約不適合責任」は免除されることが一般的です。引き渡し後の不具合についての修補や賠償を求められることがなく、安心して売却できます。

飛び抜けて高い査定額を提示された場合はどうすべきですか?

稀に、営業目的で実現しにくい高い査定額が提示されることもあります。机上査定段階で高い金額を提示し、訪問査定後の営業で売主と接点を持つことが目的です。こうした場合は、根拠や相場の妥当性をしっかり確認し、信頼できる不動産会社かどうか慎重に見極めましょう。

イエウリ」では、物件状況のヒアリングや不動産会社の過去の買取実績を加味して、大幅な減額が起こりにくい体制で運営しています。

買取を選ぶと周囲に売却を知られにくくなるのですか?

はい。買取では不動産会社が直接購入するため、仲介のように物件を広く公開することがなく、近隣の人に売却を知られる心配がほとんどありません。

査定額にローン残債が満たない場合でも買取は可能ですか?

買取額が住宅ローンの残債を下回る場合には、現金を追加する、または住み替えローンを利用するなどして完済する必要があります。築年数の浅いマンションは、仲介で時間をかけて売却するのも一案です。買ってすぐの新築・築浅マンションはいくらで売れる?の記事もあわせてご覧ください。

まとめ

マンションを売却する際の仲介と買取の違いや、買取を選ぶメリット・デメリット、買取と仲介の賢い使い分け法などをお伝えしました。

短期間で手間なく費用もかけずに売却でき、売却後の責任も負う必要もなくメリットの多い買取ですが、反面、売却金額が仲介よりも安くなるというデメリットもあります。

本文でご紹介した、買取のメリット・デメリット、仲介との違いを理解して、買取か仲介かを総合的に判断することをおすすめします。

一方、「イエウリ」であれば買取の最大のデメリットである売却価格が安くなりやすいという問題を解消できる可能性があります。

マンションの売却を検討している方は、まずは「イエウリ」の利用を検討してみるとよいでしょう。

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元記事:よろず~|不動産売却 詳しく調べておきたかった情報「ある」が42.5% 「手続き・手順」「売却費用」を上回った1位
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執筆者
逆瀬川勇造
逆瀬川勇造

明治学院大学卒。地方銀行勤務後、転職した住宅会社では営業部長としてお客様の住宅新築や土地仕入れ、広告運用など幅広く従事しました。2018年よりP.D.Pを設立。WEBを通して不動産に関する問題解決を目指します。 保有資格:宅建士、FP2級技能士(AFP)、住宅ローンアドバイザー、相続管理士

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