退職金で住宅ローンの一括返済を検討している方もいるでしょう。
一括返済することで、老後に住宅ローン返済で悩む必要がなくなります。
しかし、退職金で一括返済することで、逆に老後の生活が苦しくなる恐れもあるため慎重に判断する必要があります。
この記事では、退職後の住宅ローン事情に触れながら、退職金で一括返済するメリット・デメリットや一括返済の判断基準などを分かりやすく解説します。
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。退職後の住宅ローン事情
住宅ローンは長期に渡り返済が続くため、退職後にも住宅ローンが残っているケースがあります。
住宅金融支援機構の「2023年度フラット35利用者調査」によると、利用者の平均年齢は44.3歳です1。
50歳代・60歳代以上で利用する人も全体の31.5%と、年々利用者の年齢の上昇傾向が続いています。
仮に、35年ローンを44歳で組めば、完済時年齢は79歳となります。
一般的に日本の退職年齢は65~70歳となるため、退職後も住宅ローンの支払いが残っているケースは珍しくないといえるでしょう。
60歳時点の平均的な住宅ローン残高
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和5年調査結果」 によると、60歳代の住宅ローン残高の平均は733万円、70歳代で233万円です