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戸建てとマンションの資産価値を比較|維持費、価値の変動、出口戦略にどんな違いがある?

不動産の購入時に「マンションと戸建てのどちらを選ぶべきか?」という疑問を抱える方は多いでしょう。資産価値の維持や将来的な売却を考えると、それぞれ異なるメリット・デメリットがあります。

本記事では、戸建てとマンションの資産価値を詳細に比較し、維持費や価値変動、出口戦略についてもわかりやすく解説します。

このページの目次
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不動産の資産価値とは?基本をおさらい

不動産の資産価値とは?

不動産の資産価値は、立地、建物の状態、周辺環境、将来的な市場動向などの要因で決まります。

特に住宅市場の動きや都市開発計画が資産価値に影響を与えるため、購入前にしっかりと調査することが重要です。

過去10年ほどのデータを見ると、マンションは全国的に資産価値が大きく上昇していますが、地方の戸建ては逆に10%以上下落している地域もあります1

立地は資産価値の最大の要因であり、特に都心部や駅近のマンションは、今後も資産価値が維持されやすいと言えるでしょう。

 マンションの資産価値:利便性と管理が強み

マンションのメリット

立地の強み

駅近や都市部のマンションは資産価値が高く維持されやすいです。

特に大都市では、再開発やインフラ整備によってさらに価値が上がることがあります。

管理体制による安定性

マンションは定期的な修繕やメンテナンスが行われるため、個人の手間をかけずに資産価値を維持できます。

ただし、管理費や修繕積立金が嵩む点はデメリットです。

マンションのデメリット

 管理費や修繕積立金の負担

マンションでは、管理費や修繕積立金が毎月発生します。これらの費用は、年々増加する可能性があり、特に大規模修繕が近づくと、積立金が不足し追加徴収が行われるケースもあります。

また、管理費は共用部分の維持管理に使われるため、自分が積極的に利用しない設備に対しても支払いが発生することがあるでしょう。

自分で管理やメンテナンスを行えない

マンションでは、建物全体の管理や修繕計画が管理組合によって行われるため、自分で好きなタイミングで修繕を行うことができません。

特に、古いマンションの場合、修繕計画が遅れることがあり、資産価値の低下を防ぐための対策が遅れることもあります。

また、外観や内装の変更にも制限があるため、自由に改修できない点がストレスになることがあります。

災害時のリスク

高層マンションでは、特に地震や火災時のリスクが高まります。

災害時にエレベーターが停止し、避難経路が限られることや、電力や水道が途絶えた際に高層階へのアクセスが困難になることがあります。

また、共用部分の修繕や復旧には住民全体の合意が必要となり、迅速な対応が難しいこともあるでしょう。

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戸建ての資産価値:土地の力が大きい

戸建てのメリット

土地の価値が残りやすい

戸建ては、特に土地の価値が高いエリアで購入した場合、建物が古くなっても土地の価値が維持されることが多いです。

自由なリフォームや増築が可能

戸建ての場合、所有者が自由にリフォームできるため、資産価値を維持または向上させることができます。

戸建てのデメリット

維持費が自己負担

戸建てはすべてのメンテナンス費用をオーナーが負担する必要があるため、特に外壁や屋根などの修繕コストが高くなることがあります。

マンションのような管理費や修繕積立金がかからない分、自分でそれらの費用を貯めておかなければなりません。

災害リスクが高い場合がある

戸建ては、特に木造住宅の場合、台風や地震などの自然災害に対して脆弱です。防災対策が不十分な物件や、耐震基準が古い物件は、資産価値の低下に加え、修繕や建て替えのリスクも抱えることになります。

また、火災保険や地震保険などのコストも上昇する場合があります。

セキュリティ面での不安

マンションに比べて、戸建て住宅は一般的にセキュリティが弱く、特に一戸建ての場合、周辺環境や地域によって防犯面に弱さを抱えることがあります。

防犯対策としてカメラや警備会社との契約を検討する場合、それにも費用がかかります。

人口動態と都市開発が資産価値に与える影響

人口減少が進む日本では、地方の戸建ては価値が下がりやすい一方、都市部のマンションは再開発の恩恵を受けることが多いです。

都市部の再開発やインフラ整備が進む地域は今後も高い需要が見込まれるため、資産価値が維持されやすい傾向があるでしょう。

都心5区(港区、千代田区、中央区、渋谷区、新宿区)と、23区のそれ以外、また千葉・埼玉・神奈川の隣県不動産取引を比較すると、都心部以外は中古不動産の価格が頭打ちになってきており、在庫数も増えているという報告があります2

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維持費の比較:マンション vs 戸建て

マンションと戸建ての維持費を比較すると、マンションは月々の負担額が大きく、戸建ては修繕が必要なタイミングでまとまった資金が必要になるという違いがあります。

マンションの維持費

マンションの維持費には管理費や修繕積立金があり、定期的に建物全体のメンテナンスが行われます。

これにより、オーナーが個別に負担する手間は少なくなりますが、月々の固定費としてかかるため長期的な負担になります。

戸建ての維持費

戸建ては自己管理が基本となり、メンテナンスのスケジュールや内容は所有者が自由に決められます。

ただし、突発的な修繕が必要になる場合があり、定期的に積立しておいた方が安心です。

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サステナビリティとエコが資産価値に与える影響

エコ住宅や省エネルギー型のマンションや戸建ては、将来的に資産価値を維持しやすい特徴があります。

環境配慮型の物件は、ランニングコストが低く抑えられるため、購入者にとっての魅力が増すでしょう。

従来の住まい給付金制度が廃止され、現在は「子育てエコホーム支援事業」の補助金制度がスタートしているため、こうした制度もチェックしておくことで、お得に資産価値の高い家を所有することができます3

また、エコに配慮された住宅は「賃貸住宅としての需要・投資収益性も高い」という傾向があります4

将来的に貸す選択肢も視野に入れている場合は、購入価格や立地のみならず、環境への配慮が資産価値を高める可能性もあるのです。

出口戦略の違い:将来的な売却を見据えて

マンションと戸建ての資産価値を、将来的に売却することを見据えた「出口戦略」も含めると以下のような傾向があります。

マンションの出口戦略

都市部のマンションは、立地の良さや管理体制が評価され、築年数が進んでも一定の資産価値を維持できることがあります。

また、リノベーションを行うことでさらに価値を高めることも可能です。

戸建ての出口戦略

戸建ては、築年数の経過とともに建物自体の価値が下がることが多いため、土地の価値を重視した売却が基本となります。

土地が高騰しているエリアでは、建物を取り壊し、土地だけを売却することで利益を最大化できます。

まとめ

戸建てとマンションの資産価値を比較する際には、維持費、価値変動、将来の市場動向を総合的に考慮することが重要です。

また、エコや人口動態、都市開発の影響を踏まえた判断を行うことで、資産価値を最大限に引き出す選択ができます。

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1.
参考:東京カンテイ(2023)『新築・中古マンション価格の年収倍率 2022』、国土交通省(2024)『令和6年都道府県地価調査
2.
参考:東京カンテイ(2024)『市況レポート(2024年8月)
3.
4.
参考:内閣府資料(2023)『省エネ住宅の普及促進に関する取組と課題
執筆者
イエウリ編集部
イエウリ編集部

私たちは、日本最大級の不動産売却プラットフォーム「イエウリ」および、仲介手数料無料で不動産会社から物件を購入できる「イエカイ」を運営しています。売買主が抱える情報の非対称性をテクノロジーによって解決し、安心して住宅の売買ができる世界をつくります。 編集責任者:倉本匠

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