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ネットで家の無料査定を申し込んで大丈夫?一括査定のメリットと利用の注意点まとめ

家を売りたいと考えているのですが、どれくらいの価格で売れるでしょうか。自分ではなかなか見当がつかなくて…
戸建てやマンションを売るときは、査定をしてもらうことになります。不動産会社に任せるか、ネットの一括査定を利用することが一般的です。
不動産会社に連絡するのは、ちょっと敷居が高いような…。ネットの一括査定は便利そうですね。
家を売却する考えが固まっていれば、不動産会社は熱心に活動してくれるでしょう。一方、ネットの一括査定では、複数の業者の対応をするのは手間なのですが、査定額を比較しやすくなります。
どの査定方法が良いか、比較検討してみることが大切なんですね。
はい。この記事では、家の査定方法からメリット、注意点まで解説します。家を損することなく売却するため、一読してみてください。

この記事を読むとわかること

このページの目次
不動産売却がはじめての方へ
不動産売却で損をしないためには、複数の不動産会社の意見を聞き、
査定結果を比較することが重要
です。
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家の査定を依頼する3つの方法

家の査定を依頼する3つの方法

家を売却する際に査定を依頼する方法には、次の3つの方法があります。

  • 不動産会社に電話する
  • 不動産会社を訪問する
  • ネットの一括査定を利用する

上記の方法は、売却活動を行う上でそれぞれメリット・デメリットが存在しますので、詳しく見ていきましょう。

①不動産会社に電話する

不動産会社に電話して査定を依頼します。

謄本や住宅に関する設計図書など手元に用意しておき、家の面積や間取り、築年数など基本的な内容に答えられるようにしておきましょう。

なお、家の査定方法には机上査定と訪問査定の2つがあります。

机上査定と訪問査定

机上査定は、主に書面上だけで調査を行い、訪問査定は実際に現地を訪問して査定額を算出する方法です。

まずは簡単に査定額を聞きたいといった程度であれば机上査定だけでもよいですが、具体的に売却を検討しているのであれば訪問査定を利用することで、より精度の高い査定を受けられます。

机上査定であれば早ければ即日、遅くとも1週間程度で査定結果を聞けますが、訪問査定であれば訪問日程を調整し、訪問を受けてからの査定となるので時間と手間がかかります。

先にどちらを希望するのか決めておくとよいでしょう。

机上査定時のヒアリング

机上査定をしてもらう際、間取りや築年数以外にも不動産会社から以下のような質問があります。

  • 売却活動の状況(他の不動産屋や査定サービスを利用しているか)
  • 建物は建売か注文か
  • (購入時の)建物金額
  • 施工メーカー
  • リフォーム歴の有無(ある場合、どこをどのようにリフォームをしたか)
  • 住宅ローンの有無、残債の金額
  • 修繕履歴(過去に雨漏りやシロアリの発生があったか)
  • 建物内、周辺環境において事件事故があったか
  • 売却理由(住み替え、転勤、離婚など)
  • いつまでに売却したいか

全てに答えないと査定してもらえないわけではありませんが、正確な査定のために必要な情報もあるので、確認のために必要書類などをチェックしておきましょう。

また、売却理由が急ぎの場合=いつまでに売却しなければいけないか明確な場合には、不動産会社も親身になって活動してくれる傾向にあります。

反対に「高く売れるなら売りたいから、査定額を知りたい」というような売るかどうかがまだわからないケースでは、担当者によっては対応が雑に感じられるような場合もあるかもしれません。

不動産会社は物件の売買が成約した段階で手数料を貰うビジネスモデルですので、その事情も理解しておきましょう。

②不動産会社を訪問する

自ら不動産会社を直接訪問して査定を依頼することもできます。

対面で話した方が家に関する情報を伝えやすいという人は、こちらの方法が良いでしょう。

とはいえ、担当者が不在のこともあるため、事前に電話で確認の上訪問した方が確実です。

その際、必要な書類について指示を受ける場合もあります。

③ネットの一括査定サービスを利用する

不動産一括査定の流れ。物件情報、個人情報を各不動産会社に送信し、査定してもらう。その後、電話やメールで連絡を取り、訪問査定を実施する。

インターネットの一括査定を利用すると、家に関する情報を入力するだけで、家の所在地近くにある査定業者の中から、査定対象の家に適した業者の紹介を受けられます。

ネットで入力が完了すると、複数の業者にその情報が送信され、査定依頼者は不動産業者からメールや電話が来るのを待つことになります。

査定業者から連絡が来てから後の流れについては、自分で直接不動産会社に電話、訪問したときと同じです。

なお、「イエウリ」の場合は、机上査定段階では不動産会社に名前や電話番号を公開せず、査定額を確認した後に自分が選んだ会社にだけ連絡先を伝える流れで一括査定が可能です。

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査定理由によっては一括査定サイトを使わない方が良い

査定理由によっては一括査定サイトを使わない方が良い

「将来的に住み替えを検討しているので、家の値段を知って資金計画を考えたい」「相続に備えて、実家の価値を把握しておきたい」といった理由であれば、今すぐに売却を考えていなくても、一括査定サイトに申し込み、不動産会社の話を聞いてみるのも良いでしょう。

しかし、「最近不動産の価値が上がってるらしいから、売るつもりはないけど自分の家の価値も知りたい」など売却の可能性がゼロと言える状態で無料の不動産査定サービスを使うのはあまりおすすめできません。

無料査定には不動産会社のコストがかかっている

無料査定は不動産会社の営業ツールで、一括査定サイトが不動産会社に物件と売主の情報を提供すると、不動産会社はそれにたいして情報量を支払う仕組みで運営されている。

一括査定サイトを使う方法や、各不動産会社に直接申し込むことで不動産の査定金額を無料で確認することができますが、査定するために不動産会社は一括査定サイトに手数料を支払っていたり、査定にも相場を調べる手間がかかっていたり、さまざまなコストがかかっています。

もちろん、将来的に自社と契約してもらえる可能性があるお客様への対応なので、こうした理由での査定依頼にもきちんと対応してくれる不動産会社が多いです。

売るつもりが無い場合、不動産会社からの連絡を煩わしく感じてしまう

しかし、売るつもりが無いのにたくさんの営業電話が来るといったことになれば、査定を申し込んだ人にとってもストレスになるでしょう。

また、不動産の価値は数年で大きく変わることもあるため、今査定してもらった金額が、その後売却を考えたときにはあてにならない場合も多いです。

こうした理由から、「なんとなく家の価値が知りたいから査定しようと思っている」というときは、後述する自分で周辺の不動産取引情報を確認する方法で相場を調べることをおすすめします。

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査定業者の3つのタイプとそれぞれの特徴

査定業者の3つのタイプとそれぞれの特徴

では、実際に不動産の査定と売却の仲介を依頼する業者はどのような基準で決めると良いのでしょうか?

家の査定を依頼する際には「査定後、できるだけ高く家を売却してくれる業者はどこか?」という視点で査定先を探しましょう。

ここでは、査定業者について大きく以下の3つのタイプに分けてそれぞれの特徴をお伝えします。

  • 地元の小さな不動産会社
  • 地方不動産会社
  • 全国大手不動産会社

それでは、詳しく見てみましょう。

①地元の小さな不動産会社に査定を依頼する

社長が直接営業しているような、地元の小さな不動産会社です。

地域に根差した活動を行っており、その会社にしかない顧客や情報を持っていることが少なくありません。

ただ、事前に査定業者としての評判等が確認しづらいため、当たり外れの差が大きいと言えます。

②地方不動産会社に査定を依頼する

その地域に本社を置く不動産会社です。

地元の小さな不動産会社と同様、地域に根差した活動で会社特有の顧客や情報を持っている可能性があります。

こうした業者に査定を依頼する時は、「その地域で何年営業しているのか」を見てみるとよいでしょう。

長く運営している分、これまでの実績の積み重ねがあるという意味で信頼を置くことができます

③全国大手不動産会社に査定を依頼する

全国に展開する大手不動産会社の支店等が該当します。

大手というバックボーンを活かした最新の査定ツールがあったり、優秀な人材が在籍していたり、といったことを期待できるでしょう。

また、全国に展開する支店網を活かし、県外から転居して来る顧客の情報を得られる可能性があります。

家の査定ではタイプの異なる複数の業者に査定を依頼しよう

家の査定を依頼する際は、タイプの異なる複数の業者に査定を依頼することをおすすめします。

上記3つのタイプでは、それぞれ異なる層の顧客や情報を持っている可能性があり、実際に売却を依頼するとなった時には、できるだけ多くの顧客に物件情報を届けられた方が、早く高値で売却できる可能性が高まります。

複数の業者に査定を行ってもらうことにより相場の確認ができ、売却額で損をする可能性が低くなるのです。

なお、複数の業者に査定を依頼するべき理由は他にもあります。

それは、プロが査定するのであっても、査定業者によって査定結果が異なるのが普通だからです。

複数の査定業者の査定結果を聞く中で、どの査定業者の査定額が一番説得力があるか、査定額の理由まで含めて比較検討しましょう。

査定額を聞いた後、売却を依頼するのは1社だけ(専任または専属専任媒介契約)でも、複数の業者(一般媒介契約)でも構いません。

なお、「できるだけ多くの業者の査定額を手軽に比較したい」という方は「イエウリ」が便利です。不動産会社からの一方的な営業電話が無く、査定額を確認してから自分が選んだ業者とだけ連絡をやり取りすることができます。

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ネットの一括査定を受けるためにはどんな情報が必要?

ネットの一括査定を受けるためにはどんな情報が必要?一括査定依頼時の必須入力項目について

Webサイトを通じて家の査定を受ける場合、どんな情報を入力する必要があるのでしょうか?

一括査定依頼時の必須入力項目

一般的な一括査定サイトでは、物件登録時に以下のような情報を記載します。

  • 売主の氏名や住所、連絡先(電話番号、メールアドレス)
  • 物件所在地
  • 物件種別(一戸建てor分譲マンション等)
  • 敷地面積や延床面積
  • 間取り
  • 築年数
  • 物件の状況(居住中、空き家、相続予定、賃貸中等)

特に、物件の面積や築年数の部分は、査定金額が上下する重要な項目ですので、物件の引き渡し時の書類や登記簿謄本などで正確な数値を確認しておいた方が良いでしょう。

一括査定依頼時の任意入力項目

その他、売主の任意入力項目として以下のような情報の記載が求められることがあります。

  • 売却の理由、経緯(住み替え、離婚、相続等)
  • 査定方法の希望(机上査定or訪問査定等)
  • 連絡方法や日時(メールor電話や指定日時)

任意入力項目については、必ずしも入力する必要はありませんが、入力することでより目的に沿った査定を受けやすくなります。

入力した情報はどのように取り扱われる?

入力した情報には個人情報が含まれます。

情報がどのように扱われるか不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

入力した情報は一括査定サイトの紹介する不動産会社に情報が伝えられ、その情報が利用者の許可なしに一般に公開されるようなことはありません。

また、不動産会社が一括査定経由での申し込みに対して、テレアポ代行業者を介してアプローチする場合もあります。

  • 一括査定サイト運営者
  • 不動産会社
  • テレアポ業者

入力した物件情報と個人情報は、上記の3か所に伝えられます。

不安を感じるようであれば、一括査定サイトの運営会社を調べてみて、信頼のおける会社かどうかを確認するとよいでしょう。

匿名で査定を依頼できる一括査定サイトもあるため、どうしても個人情報を提供したくないという場合にはこうしたサイトを利用するのも一つの方法です。
参考:HOME’Sの匿名査定
営業電話が無くて便利?不動産の査定を匿名で受ける方法とメリット・デメリットを解説
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2020.05.16

イエウリ」の場合も、不動産会社には名前や電話番号等の個人情報を伝えずに査定を申し込むことができます。

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親や親戚の家でも一括査定に申し込める?

親や親戚に売却に関する手続きを依頼されたケースでも、一括査定は利用できます。

ただし、所有者から委任を受けているか、認知症で売却の意思が確認できないといった状態ではないかなどを不動産会社から確認されるでしょう。

不動産会社は査定依頼のあった物件の登記情報を閲覧することで、所有者の情報が申込者と一致しているか確認可能です。

したがって、不動産会社に確認された際に所有者との関係や売却の意思、委任の有無や予定についてスムーズに伝えられるようにしておきましょう。

また、前述の通り売却を検討していない段階では「実家を売ったらいくらになるか気になった」などの理由で一括査定を利用するのは控えてください。

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一括査定に申し込んだ後の流れ

一括査定に申し込んだ後の流れについて

一括査定サイトで査定を申し込んだ後は、以下のような流れで進んでいきます。

  1. 一括査定サイトから不動産会社に売主と物件の情報が送付される
  2. 不動産会社が査定を行う(机上査定or訪問査定)
  3. 媒介契約を締結する
  4. 売却活動を行う(必要に応じて内覧対応する)
  5. 売買契約~決済

以下、それぞれについて見ていきましょう。

①一括査定サイトから不動産会社に売主と物件の情報が送付される

一括査定サイトから査定申込すると、該当の不動産会社に売主と物件の情報が送付されます。

売主と物件の情報を受け取った不動産会社は、メールや電話で売主に連絡を取り、訪問査定の場合は訪問する日時の調整等行います。

②不動産会社が査定を行う(机上査定or訪問査定)

物件の情報を元に不動産会社が指定の方法(机上査定or訪問査定)で査定を行います。

一括査定サイトで申し込んだ場合、一度に複数の会社の訪問査定を受け入れると大変なので、最初は机上査定を依頼しておき、気になる不動産会社だけ訪問査定をお願いするといった方法もおすすめです。

③媒介契約を締結する

査定後、不動産会社から査定額の提示を受け、売却を依頼したい不動産会社が見つかったらその会社と媒介契約を締結します。

一般媒介契約を選べば複数の不動産会社と媒介契約を結ぶこともできます。

もちろん、一括査定サイトを利用して査定を受けたからといって、必ずしも媒介契約を結ばなければならないわけではありません。

④売却活動を行う(必要に応じて内覧対応する)

媒介契約を結んだら、不動産会社がチラシやネットに物件情報を記載し、それを見て興味を持った方の案内を行います。

住みながら売却活動を行う場合、週末などに見学会を開催し、内覧対応する必要があります。

買主が見つかるまで、週末はできるだけ時間を空けておくようにしましょう。

⑤売買契約~決済

売却活動の結果、購入希望者が見つかったら売買契約を締結します。

この段階で、買主から価格交渉が入ることもあります。

値引きを断ると、また売却活動からやり直しになるため、慎重に判断することが大切です。

価格等条件がまとまれば売買契約~住宅ローン審査~決済と進みます。

家をネットで一括査定するメリット

家をネットで一括査定するメリット

査定業者を探す手間が省ける

ネットの一括査定は家の情報を1回入力するだけで複数の査定業者に査定を依頼できるので、大きく手間を省けます。

これが1件1件電話や訪問で連絡するとなると、1から家の情報を伝えなければなりませんし、そもそも査定業者を探すのにも苦労します

査定額を比較できる

一括査定では査定額を比べることができるので、相場の把握にも適しています。

大手以外の査定業者も見つけられる

地元の小さな不動産会社では自社サイトなども充実していないことが多く、自力で見つけるのに苦労することが少なくありません。

また、ネットで過去の実績等検索してもあまり情報が出てこないことから、どの査定業者がいいのかを判別しづらいです。

一方、ネットの一括査定であれば、登録業者は一括査定業者と提携を結んでおり、過去に悪質なことをした業者は提携を外すなどの措置がなされます。

そうしたことから、優良な業者の紹介を受けられる可能性が高いと言えます。

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家をネットで一括査定する注意点

家をネットで一括査定する注意点

一方、ネットの一括査定サービスを利用する際には注意しなければならないこともあります。

高すぎる査定額を提示してくる業者に注意

ネットで一括査定を依頼すると、複数業者の査定額を比較できるというメリットがあることをお伝えしましたが、この際、査定額だけで比較してしまうのは危険です。

中には、最初に高い査定額を提示して媒介契約を結び、いざ売却が始まると値下げを要求してくるような業者も存在するからです。

一括査定の後、査定額を比較する際には、単に査定額だけではなく、その査定額の根拠を含めて比較するようにしましょう。

具体的には、以下のようなポイントをチェックするとよいです。

  • どんな層の顧客がターゲットと考えているのか
  • どんな方法で広告するのか
  • 過去に同じような物件の売却実績はあるのか

これらの点をきちんとチェックすることで、査定業者が提示してきた評価額は本当に妥当なものなのか見極めることができます。

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一度に複数の業者の対応をする必要がある

ネットで一括査定を依頼すると、一斉に複数の業者に情報が送信され、それらすべての業者から電話やメールで連絡がくるため、その対応に追われてしまいます。

とはいえ、1社~2社など限られた業者にだけ査定を依頼すると、相場の把握ができない状態で売却活動が進むというリスクがあります。

ですので、基本的には複数の業者に査定を依頼するのが良いでしょう。

複数業者に査定を依頼する前提であれば、ネットの一括査定が最も手間がかかりません。

大変なのは、査定後一定期間だけだと思い、粛々と対応するとよいでしょう。

しつこく営業してくる可能性もある

不動産会社の中には、査定を依頼するとしつこく営業してくる会社もあります。

これはネットでの一括査定に限らず一定数存在するため、そういうものだと割り切って対応するのがよいでしょう。

なお、どうしても対応が面倒であれば一括査定サイトから対象の査定業者に警告してもらうようなこともできます。

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「イエウリ」なら一方的な営業はない

「イエウリ」なら一方的な営業はない

イエウリ」は、大手不動産買取業者をはじめとして、日本全国の不動産業者が数多く登録している不動産売却プラットフォームです。

複数の不動産業者の査定額を物件の登録から1週間程度で確認でき、さらに査定額は運営が取りまとめて連絡しますので、色んな不動産会社から一方的に営業電話が来ることはありません。査定の結果から気になった業者があれば売主が連絡をとる業者を選ぶ事ができます!

「イエウリ」では仲介・買取それぞれの業者とのマッチングサービスを行なっており、それぞれ幅広い業者からの登録があります。

特に買取マッチングサービスでは査定額提示の際に入札形式を取り入れているため売却額が仲介の7~8割と言われている買取においても高額売却を実現しやすくなっています。

・複数の業者から一度で査定を受ける事ができる
・業者からの一方的な営業電話が来ない
・買取においても高額売却を実現しやすい
・サービス利用料は無料
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匿名で査定を受けたい→自分で相場を調べる方法

匿名で査定を受けたい→自分で相場を調べる方法

一括査定を利用すると、紹介を受けた不動産会社に売主や物件の情報が伝えられ、一度に複数の会社から連絡を受けることになります。

そうでなくとも、個人情報を複数の業者に渡すことに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。

そうした方におすすめなのが、自分で相場を調べることです。

具体的には、以下のような方法を実践するとよいでしょう。

  • 周辺の売り物件情報をポータルサイトで見る
  • 国都交通省の不動産情報ライブラリ(旧:土地総合情報システム)を見る
  • レインズマーケットインフォメーションを見る

それぞれについて見ていきましょう。

周辺の売り物件情報をポータルサイトで見る

まずは大手不動産ポータルサイト(suumoHOME’Sat homeなど)で、売却物件の周辺で似たような物件が売りに出されていないか確認しましょう。

売却する物件と立地や間取り、延床面積が近いものがあれば、その情報を参考にします。

ただし、大手不動産ポータルサイトで見られる情報は「売り出し価格」であることに注意が必要です。

つまり、その価格が「売り急いだ価格」なのか、「ゆっくりでいいからできるだけ高値で売却したい価格」なのか等判断することができないのです。

このため、1物件だけの価格を参考にするのではなく、3物件以上など、複数の物件情報を探すようにすることが大切です。

国土交通省の不動産情報ライブラリを見る

同じように、類似物件を探す方法としておすすめなのが国土交通省の不動産情報ライブラリを利用する方法です。

不動産の取引をした人は、登記情報や新築時の確認申請で把握されており、不動産取引後は、国土交通省に対して任意で取引に関する情報を提出することになっています。

こうした情報を集めたのが国土交通省の不動産情報ライブラリ1です。

物件の探し方は、大手不動産ポータルサイトと同様、売却する物件と類似した物件を探す方法を取ります。

大手不動産ポータルサイトと不動産情報ライブラリの違いは、前者が「売り出し価格」なのに対し、後者が「成約価格」であるという点です。

実際に売買が成立した価格ということで、より信頼できるデータだと言えるでしょう。

ただし、取引から期間が空いている場合には、その間の地価の変動などを調整する必要があります。

レインズマーケットインフォメーションを見る

2024年4月に旧:土地総合情報システムが、上記で説明した不動産情報ライブラリにサービス移行しました。これに伴い、現在はレインズマーケットインフォメーションの成約情報も、不動産情報ライブラリで閲覧可能になっています。
特にこだわりが無ければ不動産情報ライブラリを使うのが良いでしょう。

国土交通省の土地総合情報システムと同様、成約価格を調べるのに役立つものとして、レインズマーケットインフォメーション2があります。

レインズとは、不動産会社専用の情報端末のことで、不動産会社と媒介契約した不動産で、売買契約が成立したものについて、一般の人でも情報を見られるようにしたのがレインズマーケットインフォメーションです。

これら、3つの方法についてそれぞれの特長を把握しながら、類似物件を探し、相場を把握するようにしましょう。

基本的に、サンプルの数は多ければ多い程、高い精度で相場を把握できるようになります。

ネットで利用できる不動産の無料査定に関するよくある質問(FAQ)

ネットで利用できる不動産の無料査定に関するよくある質問

ネットで不動産の無料査定を依頼する方法は何がありますか?

ネット経由の不動産査定は、不動産会社のWEBサイトから申し込む、メールで申し込む、一括査定サイトを利用するなどの方法があります。一括査定サービスでは、一度の入力で複数の不動産会社に査定を依頼できます。

ネットの一括査定サービスを利用するメリットは何ですか?

複数の不動産会社に一度で査定を依頼できるため、手間を省けます。地元の小さな不動産会社から大手まで幅広く選択することで、相場や売却方法についてさまざまな視点を確認できるのがメリットです。

ネットの一括査定サービスを利用する際の注意点は何ですか?

一斉に複数の業者から連絡が来るため、その対応に手間がかかる場合があります。また、契約を結ぶ目的で高すぎる査定額を提示してくる業者には注意が必要です。査定額の根拠をしっかり確認しましょう。不動産の一括査定サイトにデメリットはある?の記事では、デメリットも詳しく解説しています。

高すぎる査定額を提示する業者にはどう対処すればよいですか?

査定額だけでなく、その根拠や販売戦略、過去の実績を確認しましょう。具体的な説明がない場合や過去の実績が乏しい場合は、注意が必要です。高すぎる不動産の査定額には注意が必要の記事で詳細を確認してください。

個人情報を提供するのが不安ですが、匿名で査定を依頼できますか?

一部の一括査定サービスでは匿名での査定依頼が可能です。また、「イエウリ」のようなサービスでは、査定段階で個人情報を不動産会社に公開せずに査定を受けられます。匿名査定の詳細はこちらの記事でも解説しています。

「イエウリ」とはどのようなサービスですか?

「イエウリ」は、日本最大級の不動産売却マッチングサイトで、全国1,800社以上の不動産会社が登録しています。複数の不動産会社の査定額を簡単に比較でき、営業電話の対応を最小限に抑えられます。「イエウリ」の口コミ・評判もご確認ください。

「イエウリ」を利用するメリットは何ですか?

営業電話がなく、査定額を比較してから自分で連絡する不動産会社を選べます。また、大手から地元の業者まで幅広い不動産会社に査定を依頼でき、サービス利用料は無料です。

ネットでの無料査定と訪問査定の違いは何ですか?

ネットでの無料査定(机上査定)は、物件の基本情報をもとに簡易的な評価を行います。一方、訪問査定では担当者が実際に物件を訪れ、詳細な評価を行います。なお、不動産会社による訪問査定も料金は請求されません。詳しくは、不動産の訪問査定と机上査定の違いは?をご覧ください。

査定を依頼する際に必要な情報は何ですか?

物件の所在地、間取り、築年数、面積、物件の状況(居住中、空き家、相続予定など)が必要です。正確な査定のために、登記簿謄本や設計図などを用意すると良いでしょう。査定に必要な書類等はこちらで解説しています。

複数の不動産会社に査定を依頼するべきですか?

はい。複数の査定結果を比較することで、相場を把握し、より高く売却できる可能性が高まります。不動産売却では複数社に査定依頼すべき?の記事をご覧ください。

売却の意思が固まっていなくても査定を依頼できますか?

可能ですが、売却の可能性が低い場合、不動産会社からの連絡が煩わしく感じるかもしれません。その場合は、自己査定や匿名での査定を検討しましょう。金額を知りたいだけで一括査定サイトを利用する注意点もご確認ください。

自分で物件の相場を調べる方法はありますか?

はい。不動産ポータルサイトで周辺の売り出し物件を調べたり、国土交通省の不動産情報ライブラリを利用して成約事例を確認したりできます。不動産情報ライブラリの使い方で手順等を解説しています。

一括査定を利用するとしつこく営業されることはありますか?

一部の不動産会社からしつこく営業される可能性があります。対応が難しい場合は、一括査定サイトの運営会社に相談することもできます。詳細は、不動産一括査定サイトを使うとしつこい営業電話が来る?の記事をご確認ください。

ネットでの査定だけで売却活動を始めても良いですか?

可能ですが、より正確な価格設定のためには訪問査定を受けることをおすすめします。詳細は、簡易査定だけで売却は可能?の記事もご確認ください。

査定後、必ずその不動産会社と契約しなければなりませんか?

いいえ。査定結果を参考にし、信頼できる不動産会社を選ぶことが重要です。契約は義務ではありません。

一括査定を利用して損せずに売却

家の査定依頼先を選ぶにあたり、査定依頼方法や査定先の種類等お伝えすると共に、ネットで査定を依頼するメリットや注意点についてお伝えしました。

家の査定を依頼するのであれば、査定額を比較できるため、原則として複数の査定業者に依頼することをおすすめします。

複数の査定業者に査定を依頼するのであれば、手間なく、優良業者の紹介を受けられるネットの一括査定は便利な存在です。

本記事でお伝えした査定額の根拠についてのチェック方法等も参考に、上手にネットの一括査定を活用していきましょう。

1.
国土交通省|不動産情報ライブラリ
2.
執筆者
逆瀬川勇造
逆瀬川勇造

明治学院大学卒。地方銀行勤務後、転職した住宅会社では営業部長としてお客様の住宅新築や土地仕入れ、広告運用など幅広く従事しました。2018年よりP.D.Pを設立。WEBを通して不動産に関する問題解決を目指します。 保有資格:宅建士、FP2級技能士(AFP)、住宅ローンアドバイザー、相続管理士

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