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地方移住は後悔する人が多い?失敗事例と対策を解説します

「自然豊かな土地でのんびり過ごしたい」「あこがれの自給自足生活がしたい」など、地方への移住を検討している方もいるでしょう。

しかし、地方移住は失敗するケースが多いため、慎重な計画が必要です。

この記事では、地方移住で後悔する理由や失敗事例、対策について分かりやすく解説します。

このページの目次
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地方移住すると後悔することが多い理由

地方移住すると 後悔することが多い理由

近年はリモートワークの普及により、職場に縛られずに住む家を探せるようになってきました。

また、定年後や子どもが独立して家を持て余したなどの理由で、住み替えするケースもあるでしょう。

そのような場合の住まいの選択肢として、地方移住があります。

テレビなどで地方移住が特集されることがあり、憧れを抱いている方も少なくないでしょう。

しかし、憧れだけで地方移住を決めてしまうと後悔する可能性があります。

一体どのような理由で後悔してしまうのでしょうか。

ここでは、地方移住で後悔する理由として以下の4つを紹介します。

  • 仕事が少ない
  • 人間関係が濃密になりやすい
  • 買い物施設や娯楽施設が少ない
  • 気候など環境が厳しい

それぞれ見ていきましょう。

仕事が少ない

地方は都市部に比べ人口が少なく、求人数・職種が少ない傾向にあります。

リモートワークで今の仕事を続けるというなら問題ないですが、地方に移住してから仕事を探すとなると希望の職種ではなかなか見つからない可能性があるでしょう。

ただし、地方であっても、そのエリア独特の職種が豊富な場合もあります。

例えば、農業や漁業、自然を活かした製造業や精密機械工場などが盛んな地域も多いです。

新たな職種でもチャレンジできると考えているなら、よりよい職種の選択や年収アップも期待できるでしょう。

人間関係が濃密になりやすい

近所付き合いや地域独特の行事への参加など、人間関係が濃密になりやすい点にも注意が必要です。

また、地域によっては閉鎖的で、外部からの移住者がなかなかなじめないケースもあります。

とくに、それまでの住まいでの人間関係が希薄であったり、密な人間関係にストレスを感じやすい人は後悔しやすいでしょう。

その反面、近所からおすそ分けしてもらったり、地域行事が豊富であったりと、人間関係をプラスに感じる人もいます。そのため、自分の性格を踏まえて検討することが大切です。

買い物施設や娯楽施設が少ない

買い物施設や娯楽施設も都市部に比べれば少なく、利便性は悪くなります。

公共交通機関が少ない地域も多いので、車は基本的に必須となってくるでしょう。

近くのスーパーに行くのも車で数十分かかり、コンビニはないというケースも珍しくないものです。

「移動は公共交通機関を利用したい」「休日はショッピングを楽しみたい」といった、便利なライフスタイルを希望していると後悔しやすくなります。

また、教育関連施設や医療機関が少ない地域も多いので、生活環境が家族に適しているかも十分チェックすることが大切です。

気候など環境が厳しい

地域によっては積雪が多い、台風がよく上陸する、寒暖差が大きいなど、気候が厳しいところもあるので注意が必要です。

たとえば、降雪量の多い地域では毎日のように雪かきをする必要になり、その負担から移住を断念するケースもあります。

自然豊かな環境が良いと思っていても、虫が多くて無理だったということもあるでしょう。

それまで住んでいた環境から気候や自然環境が大きく異なると、体調にも影響する可能性があるので、事前に気候や自然の特徴をしっかり確認することが大切です。

地方移住のよくある失敗事例

地方移住で失敗しないためには、どのような失敗事例があるかを押さえておくことも重要です。

ここでは、地方移住のよくある失敗事例をみてきましょう

収入減により生活が成り立たなくなった事例

移住先で就職を希望する場合、収入が大きく減少し、生活に困窮することがあります。

前述したように、地方によっては職種が限られており、思うように就職できない可能性もあります。

さらに、地方では都市部よりも平均収入が少ない傾向にあるため、その点にも注意が必要です。

地方に移住する際は、ある程度自己資金を使っている場合もあり、収入減少と相まって生活が成り立たなくなるリスクがあります。

とはいえ、地方は収入が下がりやすい一方で、物価が都市部よりも低いため、トータルの生活費がそれほど変わらないケースもあります。

ただし、車の所有コストなど、地方で新たに発生する費用もあるので、事前に収入と支出の計画を立てておくことが大切です。

老後の地方移住でライフスタイルの変化になじめなかった事例

地方に移住すると、それまでの生活環境が一変します。

それまではすぐそこにコンビニがあり便利に暮らしていたとしても、地方に移住するとちょっとした買い物でも車で数十分かかるのが一般的です。

人間関係もリセットされるので、新しい土地で生活基盤や人間関係を作り直すのが負担になり、失敗するケースがあります。

とくに、高齢になってからではライフスタイルの変化への対応が難しい可能性もあるので、生活環境が大きく変わることに対する対策が重要です。

冬の寒さが想像以上で耐えられなかった事例

豪雪地帯など、冬の寒さが厳しい環境への耐性がないままその環境に飛び込むことで、失敗するケースがあります。

寒いことは予測していたけど、実際に住んでみると想像以上だったというケースは少なくないでしょう。

また、雪の多い地域では毎日のように数時間の雪かきが必要であり、体力的に無理だと感じることもあります。

さらに、冬の寒さが厳しいと光熱費もかさみやすく、経済的にも予想外な状況になる可能性もあるのです。

寒い地域に移住を検討する場合は、寒さや雪による影響をしっかり確認するようにしましょう。

地方移住で失敗しないための対策

地方移住で 失敗しないための対策

一度移住してしまうと、失敗したからといって簡単に元の場所には戻れません。

そのため、失敗しないためにしっかり対策しておくことが大切です。

ここでは、地方移住で失敗しないための対策として以下の5つを紹介します。

  • 地方移住の目的を明確にする
  • リモートできる仕事を探す
  • 地方移住を体験しておく
  • 二段階移住を検討する
  • 事前に不動産会社に相談する

それぞれ見ていきましょう。

地方移住の目的を明確にする

何のために移住するのか、移住先で何をしたいのかを明確にしておくと、困難があっても挫折しにくくなります。

移住先での目的が明確になっていれば、どこでどの様な生活をするのかも具体的になりやすいでしょう。

また、自分は移住先で問題がなくても家族が参ってしまうケースもあるので、家族とも目的を共有しておくことが大切です。

リモートでできる仕事を探す

移住してから仕事を探すとなると、失敗しやすくなります。

今の仕事をリモートで続ける、またはリモートでできる仕事を探しておくと、収入が大きく減少しにくくなるでしょう。

移住先で仕事を探す場合でも、事前に求人を調べたり、移住先での仕事紹介サポートがないかを調査したりしておけば、安心して移住をスタートしやすくなります

地方移住を体験しておく

いきなり移住すると、移住後に自分に合わないとなりかねません。

本当に移住しても大丈夫かは、段階を踏んで慎重に検討することが大切です。

まずは、希望先で民泊を利用してみるなど、短期間の移住からスタートするとよいでしょう。

地域によっては、自治体が移住お試しツアーなど、移住生活を体験できるイベントを実施している場合もあります。そういったイベントを調べて活用するのもおすすめです。

二段階移住を検討する

二段階移住とは、地方に移住する際に、いきなり田舎に行くのではなく、まずはその県の県庁所在地など、比較的都市部から移住をスタートする方法です。

地方への移住は生活環境が大きく変わるので、いきなりではなじめないことがあります。

まずは、希望するエリアで今の生活とそれほど変わらない場所に住んでみることで、生活環境を大きく変えずに現地の雰囲気を感じ取りやすくなるでしょう。

また、その県内に住んでいれば、移住予定地の視察もしやすくなります

少しずつ移住先の様子に慣れながら、本当にそこに移住しても大丈夫かを判断しましょう。

事前に不動産会社に相談する

インターネットで情報を調べるのも重要ですが、現地に詳しいプロの情報を聞くことも大切です。

現地の不動産会社であれば、エリアの特徴や雰囲気、移住に対する公的支援や活用できるサポートなどの情報も多く持っています。

住む場所を探す際に、現地の情報やアドバイスを受けておくと、移住生活も安心してスタートしやすくなるでしょう。

地方移住が向いている人・向いていない人の特徴

地方移住が向いている人・向いていない人にはいくつかの共通点があります。

ここでは、地方移住が向いている人・向いていない人の特徴をみていきましょう

向いている人の特徴

地方移住が向いている人の特徴として、以下が挙げられます

  • 自然が好き
  • 人付き合いが苦ではない
  • ポジティブに物事を考えられる
  • 積極的に動ける

娯楽施設で過ごすよりも、アウトドアなど自然と触れ合うのが好きなら、地方はぴったりの環境です。

また、人との交流が密になりやすいため、人付き合いやコミュニケーションが得意で、ストレスを感じない人の方が向いているでしょう。

地方に移住するには、自分から積極的に動くことが大切です。

移住先の調査や自治体への相談、就職先探しなど、やらなければならないことは多くあります。

人間関係を自分から築いていける、新しい環境になじむために自発的に動けるような人が向いているでしょう。

向いていない人の特徴

反対に以下のような人は、より慎重に検討することが大切です。

  • 利便性のいい生活をしたい
  • 虫や生き物が苦手
  • 運転免許がない・運転が苦手
  • 人付き合いがストレスになりやすい
  • 仕事や教育の選択肢が多くほしい
  • 健康面に不安がある

地方に移住すると、都市部よりも利便性が下がります。

買い物施設や娯楽施設が近くにあるような便利な生活を望む人には、あまり向いていないかもしれません。

仕事だけでなく、教育施設や医療機関の選択肢も限られるため、よりよい選択肢から選びたい、子どもの教育に力を入れたいという人にも向いていない可能性があります。

もちろん、向いていないからといってあきらめる必要はありません。

移住先をしっかり選定する、短期間の移住からスタートするなどの対策をすることで、地方移住を成功させる可能性もあります。

また、家族全員で移住するといった場合は、自分だけでなく家族の向き不向きや希望などもしっかり考慮することが大切です。

地方移住に関するよくある質問

最後に、地方移住に関するよくある質問をみていきましょう。

田舎移住でよそものがいじめられることがあるって本当?

昔から住んでいる人々の結束が強い田舎や、外部から来た人に対する警戒心が強い閉鎖的な地域では、受け入れられないこともあります。

地方によっては独特のルールがあり、知らないうちにそのルールを破ってしまい、トラブルになることもあるようです。

田舎で円満に人間関係を築くには、事前に雰囲気や風習などを調べ、積極的に地域行事に参加する姿勢が大切です。

ただし、積極的に動き過ぎると逆効果になることもあるので、周りの様子を見ながら少しずつ信頼関係を築いていきましょう

移住失敗、もう限界と感じるよくある要因は?

理想と現実のギャップが大きいほど、限界を感じやすくなります。

憧れや何となくで移住先を決め、よく調べないまま移住をスタートさせてしまうと、「こんなはずではなかった」と感じやすくなります。

事前の調査をしっかり行い、段階を踏んで徐々に移住を進めることで、失敗を防ぎやすくなるでしょう。

まとめ

地方移住では、事前の調査や慣れが足りずに失敗するケースが多くあります。

まずは、移住目的を明確にしたうえで下調べを十分行い、徐々に移住していくと失敗を防げるでしょう。

移住先の情報を収集する際には、移住先の情報に詳しい不動産会社のアドバイスを得ることも大切です。

現地情報に詳しい不動産会社であれば、地域ならではの情報や、目的に応じて適切な住まいの紹介など移住生活をサポートしてくれます。

執筆者
逆瀬川勇造
逆瀬川勇造

明治学院大学卒。地方銀行勤務後、転職した住宅会社では営業部長としてお客様の住宅新築や土地仕入れ、広告運用など幅広く従事しました。2018年よりP.D.Pを設立。WEBを通して不動産に関する問題解決を目指します。 保有資格:宅建士、FP2級技能士(AFP)、住宅ローンアドバイザー、相続管理士

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