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ホーム不動産売却の知識戸建て「オープンハウスが施工した中古住宅は売れない」って本当?ローコストメーカーの家を売る際の注意点を解説
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「オープンハウスが施工した中古住宅は売れない」って本当?ローコストメーカーの家を売る際の注意点を解説

「オープンハウスで建てた家が売れないって本当?」そのような疑問を持っている方もいるでしょう。

首都圏を中心にリーズナブルな家の提供を行うオープンハウス。

ローコストメーカーとして知名度が高く、予算を抑えて家を建てたい人から人気の高いメーカーです。

しかし、ローコストであるからこと売却時に不安を抱く人もいるものです。

この記事では、オープンハウスの家の特徴からローコストメーカーの家を売る際の注意点やスムーズに売るポイントなどを分かりやすく解説します。

この記事を読むとわかること

このページの目次
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オープンハウスが建てる家の特徴

オープンハウスが建てる家の特徴

オープンハウスは、東京23区を中心に横浜や川崎、また名古屋や関西・福岡で展開する総合不動産グループです。

建売や注文住宅の販売だけでなく仲介も取り扱っており、幅広い選択肢から新築や中古住宅を選ぶことができます。

まずは、オープンハウスが建てる家について特徴をみていきましょう。

大きな特徴としては以下の3つが挙げられます。

  • 低価格で都心に家を建てられる
  • 極小地や変形地でも土地に合わせて設計できる
  • 最長20年の地盤保証を受けられる

それぞれ見ていきましょう。

低価格で都心に家を建てられる

オープンハウスの大きな特徴が、他のハウスメーカーに比べて低価格な家の提供を行っている点です。

土地の仕入れから施工まで一貫して請け負うことで建築コストを抑え、低価格な家の提供を実現しています。

また、都心部での住宅建築の豊富なノウハウと高い技術により、土地割を工夫して土地の面積を抑えることが可能です。

土地面積を抑えられるので地価の高い都心部でも土地代を抑えて家を建てられ、トータルの価格を下げることができます。

狭小地や変形地でも土地に合わせて設計できる

オープンハウスは、限られた土地を活かす設計を得意としています。

極小地や変形地、入り組んだ土地でも豊富な実績で蓄積された企画力や設計力により、快適な家を建てることが可能です。

とくに、3階建ての実績が豊富なので、極小地でも延べ床面積を十分確保した広い住空間を実現できます。

最長20年の地盤保証を受けられる

家を建てるうえでは地盤の強さが重要です。

どんなに頑丈な家を建てても地盤が弱ければ、家か沈下して傾いたり、災害リスクも高くなってしまいます。

オープンハウスでは、家の地盤は全棟で調査・解析を実施し、必要に応じた地盤改良を行っています。

さらに、地盤保証制度として、万が一、地盤沈下による建物の損害が発生したら最高5,000万円の保証を最長20年間受けることが可能です。

そのため、家を建てた後も長期にわたって安心して暮らしやすくなるでしょう。

また、地盤調査・地盤改良工事費が建築価格に含まれているので、後から地盤改良費を請求されるといったことがなく、トータルの費用を把握しやすい点もメリット言えます。

オープンハウスが施工した中古住宅に関する口コミ

オープンハウスが施工した中古住宅に関する口コミ

ここでは、実際にオープンハウスのユーザーのリアルな口コミをみていきましょう。

オープンハウスの家を買った人の良い口コミ

ウチはオープンハウスで建てたけど、営業の人も親切だったし工務店仕事もめちゃ丁寧だったな。基礎ももはや美しいレベルだったので大変感謝してる

引用:X

コスパのよさは、オープンハウスさんの大きな魅力でした。自分でも十分に手の届く価格の土地だったことに加え、建築費もリーズナブルに感じました。土地はオープンハウスさん、建物は他のメーカーと分けていたら、かなりの価格になったと思います。

引用:オープンハウス「購入体験記 東京都大田区N様」一部抜粋

オープンハウスの家を買った人の悪い口コミ

新築購入しました

建売りですでに建っていた家を購入しました。たくさんの人が家を見に来ていたのでキズや汚れが有りましたが、全て修理、掃除をして頂けるとの事でした。いざ鍵をもらって家に入って見ると歩くだけで靴下が真っ黒になるほど汚れていてバルコニーもすごく汚いし、色々な所に傷があり、ドアのストッパーも潰れていて最悪でした。問い合わせて修理、掃除にきて頂けるとの事でしたが引っ越しまでには間に合いません。また連絡しますと言われて連絡がない状態です。

引用:みん評「OPEN HOUSE(オープンハウス)の口コミ・評判」

営業のいいかげんさ

安さをうたっているにも関わらず、普通に建てようとすると値段が跳ね上がる。建築が始まってからは、いろいろな問い合わせに関しても誠意がみられない。指摘をしても全く意に介さない態度。なんだか新築転居前からがっかりすることばかり。

引用:みん評「OPEN HOUSE(オープンハウス)の口コミ・評判」

口コミは悪い意見は書かれやすく、反対に良いときは書かれにくい傾向にあります。

口コミはあくまで参考程度として、実際に購入を検討する場合はしっかりと情報を調べることが重要です。

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ローコストメーカーの家を売るときの注意点

ローコストメーカーの家を売るときの注意点

ローコストメーカーとは、一般的な相場よりも低い坪単価で住宅を提供する住宅会社のことです。

家の価格に明確な基準はありませんが、一般的には1,000万円台から建てられる家を提供する場合でローコストメーカーと呼ばれます。

オープンハウス以外にも多くのローコストメーカーが存在します。

ローコストメーカーの家は予算を抑えて購入できるという魅力がありますが、売却時に不利になるケースがあります。

ここでは、ローコストメーカーの家を売るときの注意点をみていきましょう。

住宅性能が低い可能性がある

ローコスト住宅は、価格を抑えるために住宅設備や性能を抑えているケースが一般的です。

断熱材が必要最低限などで住宅性能が低くなりやすい点は、売却にも影響します。

断熱性や気密性、耐震性などの住宅性能は快適、安全に住み続けるうえで重要なポイントです。

実際、新築では2025年に省エネ水準適合が義務化され、2030年にはZEH水準まで基準が引き上げられる予定です。

また、住宅性能が低いと快適に過ごしにくいだけでなく、光熱費が高くなるといったデメリットも生じやすくなります。

そのため、買い手も住宅性能を重視するケースは珍しくありません。

その点、住宅性能が劣りやすいローコスト住宅は売却に不利になる恐れがある点には注意しましょう。

住宅の耐久性が低い可能性がある

住宅性能同様に、資材のグレードを抑えていることで耐久性が低いケースもあります。

たとえば、屋根材や外壁材が低グレードで耐久性が低い場合、葺き替えなどのメンテナンスの頻度が高くなります。

屋根や外壁の葺き替えは1回で100万円を超えるケースもあるので、メンテナンス回数が増えるとトータルの費用も高額になります。

購入コストを抑えられてもメンテナンスコストが高額になりやすいことから、買い手から避けられる可能性がある点には注意しましょう。

家の広さが平均的な広さより狭い可能性がある

ローコストで家を建てるためには、土地面積や立地条件を抑えることも必要です。

ローコスト住宅は狭小地や変形地などで建築されているケースも多いため、居住空間が一般的な家よりも狭いケースも珍しくありません。

3階建てなど居住スペースを十分確保できているローコスト住宅であればよいですが、そうでなく居住スペースが狭い場合は売却に不利に働きやすくなります。

とくに、内覧を住みながら行うケースではより居住スペースが狭く感じられやすいので注意しましょう。

住宅設備のグレードが低い可能性がある

ローコスト住宅では価格を抑えるため住宅設備のグレードは低いのが一般的です。

人造大理石ではなく比較的安価なステンレスのキッチンであったり、ユニットバスが狭いタイプのものであったりするだけでなく、最新の設備や人気の設備がないケースもあるでしょう。

グレードの低い設備がさらに築年数の経過で状態が悪くなっている、人気の設備がないとなるとそのままでは買い手から避けられる可能性があるので注意が必要です。

外壁や屋根材などの劣化が早い可能性がある

外壁や屋根材などのグレードが低いことで耐久性が悪く劣化が早い可能性があります。

グレードが低い場合、オプションでグレードを上げられるケースもありますが、メーカーによっては選択できない場合もあります。

また、屋根や外壁のグレードアップは高額になりやすいことから、費用を抑えるために実施していないケースもあるでしょう。

低グレードのまま耐久性が悪いと売却時にはすでに劣化が進んでいる可能性があります。

劣化を放置し、ひび割れなど見た目にも問題が生じていると買い手から避けられやすいので注意しましょう。

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ローコストメーカーの家を売るときのポイント

ローコストメーカーの家を売るときのポイント

ローコスト住宅でもポイントを押さえればスムーズに売れる可能性はあります。

ここでは、ローコストメーカーの家を売るときのポイントとして以下の4つを解説します。

  • 住宅性能を調べて説明できるようにする
  • 売却前のリフォームを検討する
  • 不具合があるときはしっかり伝える
  • 不動産会社の買取も検討する

それぞれ見ていきましょう。

住宅性能を調べて説明できるようにする

ローコスト住宅でも建築時にオプションで付けたなどで住宅性能を有しているケースもあります。

購入時に住宅性能評価書などを取得している場合は、売却時に書類を提出できるように用意しておきましょう。

また、自分でも性能について調べアピールできるようにしておくと内覧時などに効果的です。

▼関連記事:住宅性能評価書とは?取得方法や評価項目からわかる情報を解説

売却前のリフォームを検討する

住宅設備が古い、内外装が劣化しているといったケースではリフォームを検討するのも1つの手です。

リフォームして見た目がきれいになれば、印象が良くなり売れる可能性があります。

ただし、リフォームすることで買い手が狭まる可能性がある点には注意が必要です。

近年は、物件を安く購入し自分好みにリフォームしたいというニーズもあるため、事前にリフォームするとニーズとマッチしなくなります。

また、リフォームは選択肢が豊富にあり、売却をスムーズにするためにはトレンドやニーズを踏まえて行う必要があります。

そのため、自分でリフォームを判断するのではなく、まずは現状を不動産会社に確認してもらいアドバイスをもらったうえで検討することをおすすめします。

不具合があるときはしっかり伝える

施工不良や経年劣化などにより住宅に不具合がある場合、売却時には買主に告知義務があります。

不具合を告知せずに売却すると、契約不適合責任を問われ補修費や代金減額、損害賠償請求、解約などを要求される恐れがあるでしょう。

不具合があると売れにくくなるからといって隠して売るとトラブルのもとです。

不具合は不動産会社・買主両方に正確に告知するようにしましょう。

築年数が古いなどで不具合の状況が把握できていない場合は、インスペクションを受けるのもおすすめです。

インスペクションとは、特定の講習を受けた建築士による住宅診断のことをいいます。

インスペクション検査項目

インスペクションを受けることで住宅の状態を正確に把握できるだけでなく、買主の安心材料にもつながるでしょう。

不動産会社の買取も検討する

一般的な売却方法である仲介は、買主を広告などで見つける必要があるので条件が悪いと売れにくくなる恐れがあります。

その点、不動産会社が直接購入する買取であれば、不動産会社との交渉のみで売却できるので、条件が悪くても短期間で売却が可能です。

また、不動産会社への仲介手数料やリフォーム費用も必要ないので、コストを抑えられる点もメリットと言えるでしょう。

ローコスト住宅で仲介での売却が難しいと感じたら、買取を視野に入れることでスムーズに売却できる可能性があります。

ただし、買取は仲介よりも価格が下がる点には注意しましょう。

買取価格が仲介価格より安い理由

不動産会社が買取して再販売する際のコストや利益を差し引いた金額で取引されるため、仲介よりも金額が安くなる。

不動産会社によって買取価格は大きく異なるあり、マンションよりも戸建て住宅でこの傾向はより強くなります。

そのため、買取での売却時は複数社の査定を比較し、できるだけ高値してくれて、かつ信頼できる不動産会社と取引することが重要です。

イエウリでは、仲介だけでなく買取の一括査定にも対応しています。

仲介か買取かで悩んでいるなら、両方の査定を受けて売却方針を決めるとよいでしょう。

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オープンハウスの中古住宅売却に関するよくある質問

オープンハウスの中古住宅売却に関するよくある質問

最後に、オープンハウスの中古住宅売却に関するよくある質問をみていきましょう。

オープンハウスがやばいといわれる理由は?

オープンハウスでは、営業マンの対応や営業電話のしつこさに対してマイナスの口コミがあり、そのことでやばいと言われるケースがあります。

社内風土としてもいわゆる「体育会系」で知られており、近年のコンプライアンス重視やブラック企業排除の流れの中で問題を指摘する声があります。

また、狭小地の建築を得意としている反面、土地が限定されていることで外観を見ると小ささを感じてしまうケースもあるようです。

しかし、オープンハウスは狭小地でも居住空間を十分確保できる技術とノウハウがあり、見た目では分からないメリットもあります。

口コミはあくまで参考として、実際の家を見るなど情報をしっかり調べたうえで検討することが大切です。

また、しつこく営業を受けるといったことがあれば、下記の記事を参考に対策することを推奨します。

▼関連記事:不動産会社の訪問営業がしつこい時の対策は?トラブルを避けて対処する方法を解説

1年以上売れない家は値引きするべき?

値引きも1つの方法ですが、必ずしも値引きすれば売れるわけではありません。

まずは、売れない理由を探し理由に合わせた対策が重要です。

理由が相場よりも高いのであれば値引きによりスムーズに売れる可能性があります。

しかし、内覧の対応が悪い・不動産会社の営業が足りていないといった理由では値引きの効果はあまりないでしょう。

対策を講じても売れない場合は、買取も視野に入れることで売却できる可能性があります。

▼関連記事:1年以上売れない家は値引きすべき?売るための対策を解説します

家が売れないストレスが溜まってしまったらどうするべき?

売れないことがストレスになるような状況なら、いったん売却をストップするのも1つの方法です。

ストレスを抱えたまま売却を続けても冷静な判断ができずに、売却はより難しくなる恐れがあります。

一度売却から離れてみることで、売れない理由など新たな視点で見ることができるでしょう。

▼関連記事:住み替え(買い替え)をしたいけど家が売れないストレス!正しい対処法を解説

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まとめ

オープンハウスは、狭小地と言った限られた土地を最大限に生かすノウハウや技術があり、都心部でもリーズナブルな価格で住宅しています。

オープンハウスに限らずローコストメーカーの家には、住宅性能や耐久性、設備のグレードなどが一般的な住宅より劣るケースが多いというデメリットから売れにくい点には注意が必要です。

ただし、適切なリフォームや買取などを視野に入れることでローコスト住宅でもスムーズに売れる可能性があります。

信頼できる不動産会社を見つけ、アドバイスをもらいながら売却を進めていくとよいでしょう。

執筆者
逆瀬川勇造
逆瀬川勇造

明治学院大学卒。地方銀行勤務後、転職した住宅会社では営業部長としてお客様の住宅新築や土地仕入れ、広告運用など幅広く従事しました。2018年よりP.D.Pを設立。WEBを通して不動産に関する問題解決を目指します。 保有資格:宅建士、FP2級技能士(AFP)、住宅ローンアドバイザー、相続管理士

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