不動産売却を検討しているなら、相場の動向を把握することが大切です。
2025年の不動産相場は上昇傾向にあります。
とはいえ、いつまで上昇するのか気になっている方もいるでしょう。
実際、今後の不動産相場には下落要因もあるため、それぞれの要因を理解しておくことが売却タイミングの見極めに必要になってきます。
この記事では、2025年の不動産相場や上昇要因、今後の下落要因などを分かりやすく解説します。
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。2025年の不動産相場は上昇中?
2025年の不動産相場は、依然として上昇傾向が続いています。
ここでは、不動産相場の推移をいくつかのデータでみていきましょう。
公示地価の推移
国土交通省の発表する公示地価(宅地・全国平均)の直近の推移は以下のとおりです1。
年度 | 平均価格(宅地) | 平均価格(全用途) |
2018年 | 114,100円 | 211,900円 |
2019年 | 116,900円 | 224,600円 |
2020年 | 119,900円 | 238,500円 |
2021年 | 120,000円 | 234,500円 |
2022年 | 121,500円 | 235,700円 |
2023年 | 125,000円 | 243,200円 |
2024年 | 130,000円 | 256,300円 |
2025年 | 137,100円 | 275,700円 |
2025年は全用途平均で2022年以来の4年連続上昇、上昇率も2024年を上回る拡大と上昇傾向が続いています。
公示地価は、公共事業や土地取引価格を判断するうえでの重要な指標です。
また、地価はその土地の需要とも関わってくるので、地価が上昇傾向にあると不動産価格も基本的に上昇します。
そのため、地価が上昇傾向にあれば不動産売却でも有利になりやすいでしょう。
不動産価格指数の推移
国土交通省による不動産価格指数の推移は以下のとおりです2。
不動産価格指数とは、2010年を100としたときの年間不動産取引価格の動向を示したものです。
不動産価格は2013年以降全体的に上昇を続けており、とくにマンションは2025年1月で210.7と急激な伸びを見せています。
民間調査会社の不動産価格推移
東日本不動産流通機構による首都圏の不動産価格の推移は以下のとおりです3。
中古マンション | 戸建(全体) | 土地(全体) | |
2021年 | 3,949万円 | 3,632万円 | 3,366万円 |
2022年 | 4,343万円 | 3,884万円 | 3,773万円 |
2023年 | 4,700万円 | 3,928万円 | 3,937万円 |
首都圏では、すべての不動産種別で価格が上昇傾向にあることが分かります。