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住宅ローンの本審査承認後にクレジットカードの新規作成や高額利用は危険?注意点を解説します

住宅ローンの本審査に通ると「もう安心!」と思うかもしれません。しかし、契約が完了するまでは油断は禁物です。なぜなら本審査後の行動次第では、住宅ローンの契約が取り消される可能性もあるからです。

では、どのような行動をしたら本審査承認後に契約が取り消されるのか、疑問に思いますよね?

そこで当記事では、本審査承認後に控えておくべき行動と注意点について解説します。

この記事を読むとわかること

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住宅ローンの本審査承認後でも安心できない理由

住宅ローンの本審査承認後でも安心できない理由

住宅ローンの本審査に通過すると、ついつい「やっと住宅ローンが組める!」と安心してしまいがちです。しかし「本審査に通過できたからと言って、そこで終了ではありません。

実は本審査に通過した後でも、融資が実行されるまでの間に信用情報が再度チェックされる可能性があります。 つまり、本審査を通過した後も、慎重に行動する必要があるのです。

以下では、本審査承認後でも安心できない理由について詳しく解説します。

本審査に通過=融資確定ではない!

住宅ローン融資が取り消される可能性のある行動

本審査に通ったからといって、住宅ローンの融資が100%確定したわけではありません。正式に融資が実行されるまで、金融機関は融資を撤回する権利を持っています。

金融機関や保証会社が行う本審査は「この人に住宅ローンを貸しても問題ないか」を確認するために行っています。

会社や学校で例えるなら、本審査の通過はあくまで「内定」のようなもの。せっかくあと一歩でマイホームに手が届くのに、次のような行動を取ると融資が取り消される可能性があります。

  • 本審査後に他のローンを組んだ
  • 転職や退職をして収入が減った
  • 体調を崩して団信に加入できなくなった

住宅ローン契約が正式に完了するまでは、信用情報や収入状況を変えないように注意しましょう。

契約前にもう一度信用情報がチェックされるかも

住宅ローン本審査から契約までこんな行動はNG!

金融機関によっては、融資を実行する前に信用情報を再確認することがあります。なぜなら、本審査後に申込者の経済状況が変化している可能性があるからです。

マイホームの購入が済んだら、次は新居に必要な家具・家電などを揃えたくなりますよね。ですが、大きな買い物をするために以下のような行動をとると信用情報が変わります。

  • 本審査後にクレジットカードを作成した
  • カードの利用限度額を増やした
  • 車のローンやフリーローンを契約した

金融機関によっては、これらの行動をとることで「リスクが高くなった」と判断する可能性があります。

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本審査承認後にクレジットカードを作成・利用するとどうなる?

本審査承認後にクレジットカードを作成・利用するとどうなる?

マイホームの購入を機に、自分好みのインテリアや家具、家電を揃えたくなるのは自然なこと。そのために、クレジットカードを作成したり、新たにローンを組みたくなるものです。

しかし、本審査に通過した直後にクレジットカードを作成・利用していいのか、気になっている人も多いのではないでしょうか?

そこで以下では、本審査承認後にクレジットを作成・利用すると何が起きるのかを詳しく解説します。

① 住宅ローンの契約が取り消される可能性がある

金融機関や保証会社は、本審査で申込者の「その時点での」収入や借入状況をチェックします。

過去に過度な借り入れや延滞がなければ「返済能力があり信用できる人」と判断されて、本審査にも通過しやすくなります。

ところが、本審査承認後に次のようなことをすると、金融機関が「返済能力が低下した」と判断しかねません。

  • クレジットカードの新規作成
  • クレジットカードの高額利用
  • キャッシングや分割払いの利用

本審査に通過できたとしても、融資が実行される前にクレジットカードの作成・利用をすると、場合によっては契約が取り消される可能性があります。

② 金利や融資条件が変更されるかもしれない

住宅ローンの本審査承認後にクレジットカードを新規作成・利用すると、当初予定していた金利や融資条件が不利になる可能性があります。

金融機関や保証会社は、申込者の信用情報や収入状況をもとに適切な金利や融資額を提示しています。

しかし、本審査承認後にクレジットカードの利用状況が変わると「新たな借入が増えた」と判断され、返済能力や信用度の評価が下がる恐れがあるのです。

その結果、契約が取り消されないまでも、金利や融資条件が変更されるかもしれません。

具体的には「当初0.5%の金利だったのが、クレジットカードを利用したために0.8%に引き上げられた」「希望の借入額から100万円減額された」などのケースが考えられます。

③ 返済負担が増えて住宅ローンの支払いが厳しくなる

住宅ローンの本審査が承認された後にクレジットカードを作成・利用すると、毎月の返済負担が想定以上に膨らむ恐れがあります。

住宅ローンは20年、30年といった長期間にわたり、毎月数万円単位の返済を続けていく必要があります。

それに加えて新たにクレジットカードの分割払いやリボ払いを利用して家具や家電を購入すると、さらに返済が増えてしまいます。

その結果「生活費が足りなくなる」「住宅ローンの返済が厳しくなる」といった事態に陥りかねません。

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住宅ローン契約が完了するまでに避けるべき行動とは?

住宅ローン契約が完了するまでに避けるべき行動

住宅ローンの本審査に通ると、つい気が緩んでしまいがちです。しかし、契約が正式に完了するまでは油断は禁物。

せっかく審査に通過したのに、契約が取り消されてしまうかもしれません。本審査承認後に、これまでの努力と苦労を無駄にしないためにも、以下で挙げる行動は控えましょう。

① 住宅ローン契約前に大きな買い物をしない

本審査承認後、融資が無事に実行されるまで大きな買い物は控えましょう。

住宅ローン契約が完了する前に車や家具・家電など高額な買い物をすると、金融機関は「この人は新たに借金を増やした」と考える可能性があります。

その結果、契約の取り消しや減額をされる恐れがあるため、大きな買い物は融資実行が完了してからにしましょう。

② クレジットカードのキャッシングを利用しない

住宅ローンの契約前にキャッシングを利用すると、金融機関は「お金に困っているのかもしれない」と判断する可能性があります。

金融機関では最終チェックとして、本審査が終わった後に信用情報を再確認することがあります。

そこでキャッシングの利用が判明すると、金融機関が「返済が難しいのではないか」と考えてもおかしくはありません。

念願のマイホームを手に入れるためにも、キャッシングや分割払いなどの借り入れは避けてください。

③ 転職や退職をして収入を減らさない

住宅ローンの契約が完了するまでの間に、転職や退職をして収入が減ると、金融機関から「住宅ローンを返済する能力がなくなったのでは?」と疑われる可能性があります。

なぜなら、金融機関が住宅ローンの融資を決定する際には、「安定した収入があるか」を最も重視するからです。

つまり、本審査に通ったときの収入を前提として融資額や返済計画を決めているため、収入が下がると審査時の条件を満たせなくなる恐れがあるのです。

実際に退職したり、収入が大幅に減ったりした場合、金融機関は契約を見直し、「融資の取り消し」や「借入可能額の減額」といった措置を取ることもあります。

住宅ローン契約が完全に完了するまでは、できるだけ現状の仕事を続けて収入を安定させておきましょう。

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本審査承認後にクレジットカードを作成・利用してしまった場合の対処法

本審査承認後にクレジットカードを作成・利用してしまった場合の対処法

基本的に、クレジットカードを新しく作ったり、適切な範囲内の利用であれば本審査終了後に融資が取り消されることはありません。

しかし、全ての金融機関が同じ対応をするとは限りません。もしかすると、クレジットカードの利用が原因で、ペナルティが生じる可能性もゼロではありません。

もしそのような行動をした場合は、以下の方法で早めに対策するといいでしょう。

信用情報機関で現在の状況を確認しておく

住宅ローンの本審査が通った後でも、金融機関が信用情報を再チェックする可能性があります。あまりに過度な借入をすると、住宅ローンの契約が取り消されるかもしれません。

もし、自身の信用情報に不安を感じたら、クレジットカードを作成・利用した履歴がどのように記録されているのか確認しておきましょう。

信用情報は、以下3つの信用情報機関で確認できます。

  • CIC(指定信用情報機関)
  • JICC(日本信用情報機構)
  • KSC(全国銀行個人信用情報センター)

クレジットカードの新規作成や利用履歴がどのように記録されているかが分かれば、影響のあるなしを予測しやすくなります。

また、信用情報に誤った記録がある場合は、修正の申し立てが可能です。金融機関に相談する前に、まずは自分の信用情報をチェックして、現在の状況を正確に把握しておきましょう。

不安な場合は融資担当者に早めに相談する

本審査承認後にクレジットカードを作成・利用してしまった場合「住宅ローンが取り消されるかもしれない…」と不安に感じることもあるでしょう。

そんな時は、住宅ローンを申し込んだ金融機関の融資担当者に、早めに相談することをお勧めします。

金融機関では、融資を実行する前にもう一度信用情報を確認することがあります。その際、新しく作成したクレジットカードや高額な利用履歴が見つかると「申込者の返済能力に不安がある」と判断されるかもしれません。

なにより、住宅ローンに加えて新たな借入が発生すると、毎月の返済負担が増加します。無理な返済が続くと、将来的に支払いが困難になりかねません。

そうなる前に、早い段階で金融機関に相談しましょう。適切な対策をとれれば、無理な返済を防ぐことにも繋がります。

普段から発生しているような通常のショッピング利用であれば、審査に影響が出るケースは少ないです。

一方で、高額の分割払いやキャッシング、リボ払いなどを利用した場合は、借入額が増えたとみなされ、収入によっては審査に影響が及ぶ可能性があります。

新居への引越しに備えて家具・家電をクレジット利用で購入したいといった事情がある場合は、金融機関に相談するのが良いでしょう。

カード会社に連絡して利用額を減らすか一括返済する

本審査承認後にクレジットカードを利用してしまった場合は、早めにカード会社に連絡して、利用額を減らすか一括返済しましょう。

金融機関がクレジットカードの利用を問題視するのは「返済負担が増えた」と判断されるからです。

そこで、高額な利用を防ぐために利用限度額を下げるのも対策のひとつ。限度額が低ければ、高額な買い物を防ぐことができます。

また、可能であれば利用した金額を一括で返済し、クレジットカードの利用残高をゼロにしておくのが理想的です。

一括返済が難しい場合でも、できる限り繰り上げ返済を行って借入額を減らしておくと良いでしょう。

特にリボ払いやキャッシングは、金融機関から「多重債務のリスクがある」と見なされやすくなります。

もし利用している場合はできるだけ早めに完済して、今後は使わないように気をつけましょう。

▼関連記事:キャッシングやリボ払いの住宅ローン審査への影響

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まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。今回は、住宅ローンの本審査承認後に、クレジットカードの作成や高額利用の危険性について解説しました。

基本的に、本審査承認後は契約を取り消されることはありません。しかし、次のような場合は契約の取り消しや融資額の減額などをされる可能性があるため注意しましょう。

  • 本審査後に他のローンを組んだ
  • 転職や退職をして収入が減った
  • 体調を崩して団信に加入できなくなった

特に、信用情報に変化を与える以下のような行動は控えるべきです。

  • 本審査後にクレジットカードを作成する
  • カードの利用限度額を増やす
  • 車のローンやフリーローンを契約する

融資実行前にクレジットカードを作成・利用しても、よほどのことがなければ問題はありません。しかし、万が一の事態が起きないとは限りません。

マイホームを購入するためにも、住宅ローン契約が正式に完了するまでは大きな買い物や新たな借入は、可能な限り控えましょう。少しでも不安に感じるのであれば、早めに金融機関に相談することを推奨します。

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執筆者
イエウリ編集部
イエウリ編集部

私たちは、日本最大級の不動産売却プラットフォーム「イエウリ」および、仲介手数料無料で不動産会社から物件を購入できる「イエカイ」を運営しています。売買主が抱える情報の非対称性をテクノロジーによって解決し、安心して住宅の売買ができる世界をつくります。 編集責任者:倉本匠

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