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売り先行で、家に住みながら売却を成功させる7つのポイントを解説

マイホームを売却する際、多くの人が家に住みながら売却を進めていきます。しかしこの手法は、内覧の対応が自宅でできるという気楽さがある一方で、売り主の些細な不注意が原因で取引が不調に終わることもあるのです。

家に住みながら売却を成功させるために、どのような点に注意をすればいいのか解説をしていきましょう。

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家に住みながら売却をするメリット

家に住みながら売却をするメリット

まず、家に住みながら売却活動をすると、どのようなメリットがあるのかを押さえておきましょう。

住み替えの資金計画が立てやすい

家に住みながら売却を進める場合、実際に売却が完了した後に新居の物件を探す流れが一般的です。

買主から支払われた資金が手元にあるので、新居の住宅ローンの融資額の計画が立てやすくなります。

反対に、新居を先に見つける「買い先行」の場合、売却が決まらないときや、売却価格に折り合いがつかないときに、資金繰りが悪くなってしまいます。

こうしたリスクを回避できる点も、家に住みながら売却をする大きなメリットです。

コストを抑えられる

自宅を空き家にして売却する場合、生活感が出にくく室内がすっきりとした印象になるなどの理由から、スムーズに売却できる点において有利です。

しかし、空き家にするためには、新居を先に購入するか、仮住まいをしながら売却活動を進めることになります。

新居を先に購入する「買い先行」だと、新居の住宅ローンも返済していくことになりますから、売却物件が完済前であれば、二重にローンを支払わなければいけません。

また仮住まいをした場合は、新居が決まるまで家賃が発生します。

住みながら売却をすれば、こうした支出が不要なのでコストを抑えることができます。

案内の手間がかからない

空き家にした家を売却する場合、仲介の不動産会社に内覧対応を依頼する方法と、内覧希望に応じて現在の住まいから売却物件まで出向くという方法になります。

家に住みながら売却をする場合は、日常生活をしながら内覧に対応できるので、案内に要する手間がかかりません。

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家に住みながら売却をするデメリット

家に住みながら売却をするデメリット

反対に家に住みながら、売却活動をすると、どのようなデメリットがあるのかみていきましょう。

プライバシーが確保できない

内覧は購入希望者の都合に合わせて行うことになります。

特に仕事が休みの土、日曜日に希望することが多いため、休日に家でくつろぐことは当面できません。

寝室や子ども部屋などの個室も内覧の対象になりますから、プライバシーを確保することが困難になります。

徹底した掃除ができない

家具が置かれたままの状態で室内を清掃することになりますから、家の隅々まで徹底的に清掃をするというわけにはいきません。

一定部分掃除ができない箇所を残しながら、内覧の対応をすることになります。

室内空間が狭く見える

家具や日用品が置かれた室内は、どうしても狭い印象を与えてしまうので、購入を敬遠されることがあります。

室内の死角が後のトラブルになることがある

内覧者に対して、できる限りチェックをしてもらおうとしても、大型家具やピアノなどが設置されている箇所には死角が発生してしまいます。

売却後に家具の置かれていた箇所のフローリングが劣化していたといった不具合が発見されると、契約不適合として、買主から損害賠償請求をされる可能性があります。

家に住みながら売却を成功させる7つのポイント

家に住みながら売却活動をするのは、空き家で売却する場合と比較して、どうしても不利になってしまいます。

しかし、家に住みながら売却活動を進めても、スムーズに売却できる方法は確実に存在します。

ここでは、家に住みながらでも売却を成功させるポイントを紹介していきましょう。

1.可能な限り清掃をしておく

内覧に際しては徹底した清掃をしておくことが重要

内覧に訪れる人は、使用中の中古住宅がある程度汚れていることは見込んでいるとはいえ、カビやほこりが発生している住宅はどうしても購入を躊躇ってしまいます。

このため、内覧に際しては徹底した清掃をしておくことが重要です。

特に清掃が必要なのは、台所、浴室、洗面所、便所などの水を使用する部屋です。

油汚れや目地にカビがあると、購入意欲を削いでしまうことになりかねませんから、できれば室内清掃の専門業者に依頼した方がいいでしょう。

また内覧で最初に目に入るのが、フローリングです。

清潔さをアピールするためにも、フローリングは床面が反射するように磨いておきましょう。

そして、意外に重要なのが自宅周辺の清掃です。

自宅の周辺に放置自転車があったり、ごみが散乱したりしている状況だと、買主は風紀の乱れたエリアではないかと不安に陥ります。

放置されている廃棄物や道端の雑草なども内覧前に片付けておくのが望ましいでしょう。

2.不要な物品は早めに処分しておく

室内の空間が家具や日用品によって狭く見えてしまうのは、売却を進めるうえで不利になります。

いずれ新居に引越しをする際には、多くの物品を処分することになりますから、内覧を進めるタイミングに合わせて、不要となる大型家具や物品を処分しておきましょう。

どうしても処分できない物品は、引越し用の段ボールに詰めて保管をしておくだけでも、室内を広く見せる効果があります。

3.内覧直前には室内の空気を入れ替える

人間には匂いに慣れてしまうという特性があるため、自宅特有の生活臭が漂っていても家族の誰も気が付かないことがあります。

実際に不快な匂いが存在していないとしても、念のため内覧の1時間前にはすべての窓を全開にして十分に換気をしておきましょう。

ペットやタバコの匂いが壁紙などに染みついていると、人によっては不快に思うことがありますから、無香料の脱臭剤などで対策を講じましょう。

4.内覧しやすい状況を設定する

内覧の際に、売主が先頭に立って室内を案内するという方法は、あまりお勧めできません。内覧者には、できるだけ自由に室内を見てもらった方が、しっかりと自分の目で確認したという意識が強くなります。

仲介の不動産会社と値引きの要因などについて、その場で気が付いたことを話したい場合もありますから、売主はできる限り、その場から離れていた方がいいでしょう。

売主に無断で開けにくい、クローゼットも最初から開放しておき、内部を自由に見てもらえる配慮も大事です。

5.資料をセッティングしておく

ハウスメーカーのモデルルームを公開する要領で、家に関する資料を玄関ホールにセットして、自由に手に取ってもらえる工夫も効果的です。

家を購入したときのパンフレットから、必要な個所をコピーした資料を渡すことで、内覧時に現物との照合ができれば物件の特徴を理解してもらううえで役に立ちます。

さらに、各種取扱い説明書を綴じたファイルも備え付けておけば、物件を細部まで確認できるため印象もプラスになるでしょう。

6.内覧者の心証を損ねないようにする

内覧は、単に家を見せればいいというものではなく、実は売主の人柄も見られていることを意識する必要があります。

家という高価な買い物をするときは、どんなに良いポイントがあっても迷うのは当然です。

そんな中で売主の印象が悪いと、「購入したい」という気持ちが萎えてしまいます。

もし同じような物件があって、どちらを選択するのか迷っているとしたら、売主の印象がひとつの決め手になることもあります。

売主の内覧対応が丁寧であれば、「きちんとした人が使っていたなら、中古物件でも安心だ」と間接的に物件のプラス要素にもなるのです。

内覧は、単に家を見せればいいというものではない!

買主への印象を良くするためには、細部への気遣いが欠かせません。

清潔なスリッパを内覧者の数だけ揃えておくことも忘れないようにしましょう。

もし来客用のスリッパが足りなければ、この機会に新規に購入するという気構えも大事です。

また、新型コロナウイルス感染拡大以降は衛生面を気に掛ける人も多くなったため、内覧時にはマスクの着用や換気の徹底、ウェットティッシュやアルコール消毒液の用意があるとより印象は良くなるでしょう。

7.内覧者のスケジュールを優先する

家に住みながら売却を進める場合、内覧の機会を増やすということがとても重要です。

内覧を希望する人は、仕事を持っている人がほとんどですので、内覧は土、日曜日に集中します。

売却期間中はレジャーなどは控えて、内覧を最優先にスケジュールを組むことが重要です。

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家に住みながら売却で内覧を回避することはできないか

家に住みながら売却する場合、内覧の対応が成功の鍵を握ります。

しかし、中には、使用中の室内を他人に見せることに抵抗がある人もいるのではないでしょうか。

家に住みながら売却をする方法のひとつに、買取専門の不動産会社に買い取ってもらうという方法があります。

買取専門の不動産会社に電話をいれると、数日のうちに自宅を訪ねてきて買取価格の査定をしてくれます。

買取専門の不動産会社は、家をリフォームして、新たな価値を生み出すことで、高値で売却することを目的としています。このため、現況の掃除が行き届いていなくても、査定にはほとんど影響がありません。

内覧を前提にした売却の場合、いつ、どんな人が訪れるのか分からないことになりますが、業者買取だと、この査定調査のみですから、確実にプライバシーを守ることができます。

「イエウリ」には全国1,800社以上の不動産会社が登録しており、物件情報を登録してから3~5日程度で査定を受け取る事ができます。数多くの業者の中からニーズに合った業者を効率よく見つけられるため、おすすめです。
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まとめ

家に住みながら売却を成功させるためのポイントは、室内の整理整頓と清掃です。

室内の物品をできる限り減らして、徹底した清掃を行うことでずいぶんと印象は変わってきます。

売主自身の印象も大きな要因となります。

どんなに好条件の物件であっても、売主の人柄に不快な印象があれば、購入を見合わすという事態にもなりかねません。

内覧の対応には、有能な営業マンになったかのような気持ちで臨みましょう。

他人に使用中の家を見せることに抵抗のある人には、買取専門の不動産会社に買い取ってもらうという方法があります。

信頼のできる不動産会社が分からないという方は、不動産会社とのマッチングサイト「イエウリ」の利用も検討してみてください。

複数の会社の中から、最高値で購入してくれる会社が見つかります。

執筆者
田中 良男
田中 良男

ことの葉行政書士事務所・代表/建築主事として建築確認申請の審査経験を有す/行政職員時代に都市計画策定、開発許可、生産緑地指定業務に携わる/ライター(切塗よしを)としても活動中【保有資格】特定行政書士、1級建築基準適合判定資格者 、既存住宅状況調査技術者(インスペクター)、終活カウンセラー、著作権相談員

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