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家の査定前に掃除は必要?清掃の有無で査定額は変わる?

「査定前に掃除していたほうが査定額は高くなるだろうか?」

そのような疑問をお持ちの方もいるでしょう。

結論を言えば、家の査定前に掃除は必要なく、査定額を上げるなら別のポイントを押さえることが重要です。

この記事では、家の査定と掃除の関係や、掃除が必要なタイミング、査定額を上げるポイントなどを詳しく解説します。

このページの目次
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家の掃除は査定額には大きく影響しない

家の売却前には不動産会社の訪問査定を受けます。

訪問査定では、不動産会社の担当者が実際に家を訪れ、内部や周辺環境などをチェックしながら査定額を算出します。

家をチェックされるため掃除したほうが査定額は上がるのではと考える方もいますが、掃除で査定額が上がることはないと考えたほうがよいでしょう

訪問査定では、掃除の度合いではなく家の状態が評価に影響します。

たとえ、家の中をピカピカに掃除したとしてもそれが理由で査定額が上がることはありません。

ゴミ屋敷状態で設備にも劣化が見られるなど、過度に汚い場合は査定額が下がる恐れがあるとはいえ、日常的な掃除さえできていれば問題ないケースがほとんどです。

ただし、担当者が家を訪れるため、人を迎えるマナーの範囲での掃除は必要です。

家の掃除状況が査定額に影響しなくても、担当者の心証には影響します

掃除ができていない汚い状態で迎えられるよりも、きちんと掃除してくれる売主の方が好感度が上がるでしょう。

好感度が高ければ、売却活動時にも担当者が積極的に動いてくれる可能性もあります。

家の訪問査定はどこを見る?

家の訪問査定でチェックされるポイント

家の訪問査定を受ける際には、どこを見られるのかを理解しておくことも大切です。

主に以下の点がチェックされるので、査定前に自分でも状況を把握しておくようにしましょう。

  • 立地
  • 築年数
  • 内装・外装や間取り
  • 土地の広さ・形状や周辺環境

立地

駅からの近さや交通アクセスの良さ、スーパーや買い物施設が近くにあるかといった生活利便性などの立地条件は重要なポイントです。

利便性がよいエリアは人気が高く、査定額アップが見込めます。

また、子育て世帯は学区や教育環境も重視するため人気の高い学区であるかも重要です。

学区がよい地域は、治安の良さや生活環境が整っているなどで子育て世帯以外にも需要が高くなります。

築年数

築年数は家の状態を評価するうえで重要です。

一般的に築年数が古くなるほど査定額が下がります。

たとえば、木造戸建ての場合築20年を超えると資産価値はゼロとみなされ、評価額にも大きく影響してきます

ただし、築年数が古ければ一概に査定額も下がるわけではありません。

築年数が古くても適切にメンテナンスやリフォームして状態がよければ、評価額がそこまで下がらないケースもあります。

反対に、築年数が浅くても築年数以上に状態が悪ければマイナス評価になる恐れがあるでしょう。

築年数が古いから査定がほぼ付かないということはそれほど多くはないため、築年数の古さで躊躇している場合は一度査定を受けてみることをおすすめします。

内装・外装や間取り

内装・外装の状態もチェックされます。

価格に大きく影響するポイントとしては、以下が挙げられます。

  • 外壁や屋根の劣化や破損
  • 外壁のひび割れ
  • 建物の傾き
  • 壁紙やフローリングの劣化具合
  • 設備の有無や状態
  • 水回りの状態
  • 汚れや結露のシミ
  • 雨漏りやシロアリ被害の有無 など

外装は最初に目につく部分であるため、劣化や剥がれなど状態が悪いと査定額に影響します。

また、傾きやひび割れなど生活に影響が出る問題があると、査定額も大きく減少する恐れがあるでしょう。

内装についても、状態の良し悪しや設備の有無などがチェックされます。

人気のある設備が状態よく設置されていたり、生活動線がよければ査定額アップが期待できるでしょう。

人気のある設備

  • 最新のシステムキッチンやIHクッキングヒーター
  • 浴室乾燥機や追い焚き機能付きバスルーム
  • 高性能なエアコンや床暖房
  • ウォークインクローゼット

生活動線

  • キッチンからダイニングやリビングへのアクセスが良い間取り
  • 子ども部屋がリビング近くに配置されている設計
  • 玄関から収納スペースや水回りまでの動線がスムーズ

間取りと需要の関係

また、そのエリアの需要にマッチしている間取りかどうかも査定額に影響してきます。

たとえば、子育て世帯の需要が高いエリアなら、ファミリー向けの部屋数が多い広い家の方が査定額も上がりやすくなるのです。

土地の広さ・形状や周辺環境

一般的に、以下のような土地は査定額が高くなる傾向があります。

  • 南向き(南側に道路がある)
  • 正方形や長方形
  • 高低差がない
  • 境界線が明確
  • 需要の高い広さ

反対に、いびつな形や高低差がある・北向きといった物件は評価額が下がりやすくなります。

また、土地は広ければいいとは一概に言えません。

需要に対して広すぎる土地は価格の高さから避けられやすいので注意しましょう。

利便性の良さや快適性など、生活のしやすさにかかわってくる周辺環境も重要なポイントです。

なお、日当たりの良さや周辺に異臭やゴミ屋敷・振動・騒音などトラブルになりそうなものがないかもチェックされます。

掃除が重要なのは家の内覧前

査定前に家の清掃はそれほど重要ではありませんが、内覧前の清掃は重要です

内覧とは、売却活動中に購入希望者に家を実際に見てもらうことです。

家の内覧で購入検討者がチェックするポイント

内覧時に家の清掃が行き届いていないと、購入を検討する土台に乗って貰えないことも多いでしょう。

家の掃除を徹底して印象アップできる

内覧時には内覧者の印象を良くすることが重要です。

内覧の印象がよければ売却につながりやすくなる反面、内覧時の印象が悪いと購入を検討する土台に乗らないケースが多いといえます。

内覧の印象を良くするには、徹底的な掃除と整理整頓が欠かせません

清潔感を与え家を広く見せることが重要になってくるので、家じゅうピカピカにして不要なものは処分するようにしましょう。

臭いも見落としがちなポイントです。

住んでいる人にとっては気にならなくても、第三者が家を訪れると臭いが気になるケースは少なくありません。

消臭を考慮して清掃するだけでなく、内覧前に十分換気するとよいでしょう。

特に、ペットを飼っている・喫煙している場合は徹底的に消臭することをおすすめします。

臭いについては自分ではわかりにくいため、不動産会社の担当者など第三者にアドバイスを求めることも大切です。

水回りは特に念入りに掃除する

内覧者の多くは水回りを重点的にチェックします。

バスやトイレ・キッチン・洗面台は汚れをしっかり落として、ピカピカに磨いておきましょう。

また、内覧前には髪の毛が落ちていないかのチェックも大切です。

必要に応じてハウスクリーニングも検討する

自分の掃除では汚れが落ちない・掃除の時間をとれないならハウスクリーニングを検討するとよいでしょう。

家全体では費用がかかりすぎる場合は、部分的でもハウスクリーニングしておくことをおすすめします。

特に、水回りだけでもハウスクリーニングしておくと内覧者の印象は大きく変わってきます。

内覧時に汚れが目立つと購入につながらない恐れがあります。

仮に、購入につながった場合でも汚れを理由に値下げ交渉される可能性があるでしょう。

そのため、費用がかかってもハウスクリーニングを行うことで値下げの要因を減らせれば、対費用効果は十分とい言えるでしょう。

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家の査定額を上げるためのポイント

家の査定額はちょっとしたポイントを押さえることでアップする可能性があります。

ここでは、家の査定額を上げるためのポイントとして以下の3つを解説します。

  • 市況を見極める
  • 売りやすい時期に売りに出す
  • 複数の不動産会社に査定依頼する

それぞれ見ていきましょう。

市況を見極める

家が売れやすい市況であれば、査定額のアップが期待できます。

  • 地価が高くなっている
  • 住宅ローン金利が下がっている
  • 競合物件が少ない など

不動産会社の査定時には、家の価値だけでなく市場も考慮されます。

家の価格が上がっているタイミングであれば、査定額もアップする可能性があるでしょう。

ただし、市況の見極めは容易ではありません。

もっと高くなるかもと先延ばししている間に築年数が上がるリスクもあるため、売りたいと考えたタイミングで査定を受けることも大切です。

売れやすい時期に売りに出す

一般的に家の需要が高まるのは、4月の新生活に向けた2~3月といわれています。

また、9月~10月も転勤などを理由とした人の動きが多くなります。

売却時期に余裕があるなら、2~3月や9~10月の売却を目指すことで査定額が高く高値での売却が期待できるでしょう。

ただし、実際に買手が見つかって売買契約を結ぶまで数か月かかることも多いため、逆算して計画を立てることが重要です。

通常、家の売却では3~6ヵ月ほど時間がかかります。

たとえば、3月に引き渡しするなら2月に売買契約・内覧する必要があり、1月にはチラシ・ポータルサイトなどに掲載しておくと安心です。

そうなると、12月には不動産会社と契約するため11月~12月で査定を受けておく必要があります。

このように、売りたい時期から逆算し余裕を持った売却スケジュールを立てることが大切です。

複数の不動産会社に査定依頼する

プロとはいえ、不動産会社によって得意分野などが異なるため、同じ物件でも査定額が異なることは多いです。

そのため、査定を受ける段階では複数の不動産会社に依頼して結果を比較することが大切です。

査定数が少ないと価格の比較ができず、たまたま安値を付ける不動産会社だったとなりかねません。

複数社と比較することで、より高値での売却も目指しやすくなります。

ただし、相場よりも極端に高値を付ける不動産会社には注意が必要です。

媒介契約を結ぶことを目的に、最初に相場より高値の査定額を提示する不動産会社も存在するからです。

高値の根拠まで確認し、信頼できる不動産会社かどうかもチェックするようにしましょう。

複数の不動産会社を比較するなら、イエウリの無料一括査定がおすすめです。

イエウリの査定は他の査定とは異なり査定数に上限がないので、より多くの不動産会社の査定額を比較できます。

また、各不動産会社が過去に査定した金額と実際に売れた金額を運営がチェックしているため、極端に高い査定額に釣られて販売の計画がズレてしまうリスクも低減可能です。

査定時には個人情報は不動産会社に伝わらないため、査定依頼後に営業電話ラッシュになる心配もありません。

家の売却を検討しているなら、まずはイエウリに一括査定で価格の比較からスタートしてみてください

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家の査定額と掃除に関するよくある質問

最後に、家の査定額と掃除に関するよくある質問をみていきましょう。

引き渡し前は掃除すべき?

掃除してきれいな状態で引き渡すのがマナーです。

ハウスクリーニングは必要ありませんが、最低限の掃除はしておくようにしましょう

ただし、引き渡し前の掃除で家が損傷するとトラブルになる恐れがあります。

損傷させた場合は黙って引き渡すのではなく、事前にその旨を不動産会社・買主に伝えることが大切です。

訪問査定前に掃除以外に準備しておくべきこととは?

訪問査定時に物件の正確な情報を提供できるように、物件に関する書類を用意してきましょう

代表的な書類としては、登記簿謄本や固定資産税納税通知書、家の図面、権利済証などが挙げられます。

不動産会社によっては必要書類を指示するケースもあるので、用意しておくことが大切です。

また、事前に自分での相場を調べておくと査定価格の判断材料になります。

類似の売り出し物件や過去の成約価格などから相場感をつかんでおくとよいでしょう。

家の査定時に荷物はそのままでもいい?

掃除同様マナーの範囲で片付ければ十分です。

ただし、荷物が多すぎで家の状況がチェックできないと査定に響く恐れがあるので、状態が正確に分かる程度には片付けておくようにしましょう。

まとめ

訪問査定時には、築年数や立地・周辺環境・家の状態などの家の価値がチェックされるので、掃除は価格にあまり影響しません。

ただし、ひどい汚れや散らかりは担当者の心証を損ないかねないので、マナーの範囲で掃除することが大切です。

また、普段から小まめに掃除することで家の状態を良くでき査定額アップにつながるでしょう。

家の査定額は不動産会社によって異なります。

できるだけ複数の不動産会社の査定を比較することで、信頼できかつ高値で売却してくれる不動産会社と出会えるでしょう。

執筆者
逆瀬川勇造
逆瀬川勇造

明治学院大学卒。地方銀行勤務後、転職した住宅会社では営業部長としてお客様の住宅新築や土地仕入れ、広告運用など幅広く従事しました。2018年よりP.D.Pを設立。WEBを通して不動産に関する問題解決を目指します。 保有資格:宅建士、FP2級技能士(AFP)、住宅ローンアドバイザー、相続管理士

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