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地方移住でリゾートマンションに定住するのはアリ?デメリット・注意点を解説します

リモートワークや老後の住み替えなどで地方移住を検討する際に、リゾートマンションへの定住を検討している方もいるでしょう。

リゾートマンションは定住できる場合もありますが、定住にはデメリットや注意点があるので慎重に検討することが大切です。

この記事では、リゾートマンションへの定住やそのメリット・デメリットなどを分かりやすく解説します。

このページの目次
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リゾートマンションへの移住・定住はできる?

近年は、リモートワークの普及や定年後の住み替えが普及しており、地方移住するケースも珍しくありません。

その際、移住先の住処としてリゾートマンションを検討する人もいるでしょう。

リゾートマンションとは、スキー場や海・温泉地などのリゾート地で分譲されているマンションです。

基本的には余暇で過ごすことを目的としているため、一般的なマンションとは造りや目的が異なります。

そんなリゾートマンションでの定住は可能なのか、まずリゾートマンションへの移住・定住について確認していきましょう

リゾートマンションはセカンドハウスとしての利用が多い

セカンドハウスとは?

リゾートマンションは、セカンドハウスとして利用されるのが一般的です。

セカンドハウスとは、生活拠点とは別で定期的に利用する住まいを指します。

生活拠点とは別の住まいとしては別荘も挙げられますが、別荘は保養のために年に数回利用することを目的とした物件です。

一方、セカンドハウスは日常生活を目的とし月1回以上利用する物件であり、別荘とは目的や利用頻度が異なります。

リゾートマンションも以前は別荘として利用するケースが多かったですが、リモートワークの普及などによりセカンドハウスとして利用されるケースが増えているのです。

定住を認めているリゾートマンションもある

リゾートマンションに移住・定住できるかは、マンションによって異なります。

近年は定住を認めているリゾートマンションも増えていますが、定住者と短期利用者の管理費や修繕積立金の負担の不公平さを理由に定住を認めていないケースも多いので注意が必要です。

なお、リゾートマンションへの定住であれば、購入時に住宅ローンを利用できます。

ただし、住宅ローンを利用して購入し、購入後に賃貸として活用すると規約違反となる恐れがあるので注意しましょう。

また、リゾートマンションは短期利用を目的として造られているため、日常生活を目的とした一般的なマンションとは異なる特徴があります。

そのため、定住できるリゾートマンションであっても定住するかは、慎重に検討することが大切です。

以下では、リゾートマンションに定住するメリット・デメリットを解説するので参考にしてください。

リゾートマンションに定住するメリット

リゾートマンションに定住するメリット

リゾートマンションに定住するメリットは以下の3つです。

  • 共有施設が充実している
  • 自然豊かな立地が多い
  • 観光客や短期滞在者がメインのため近隣トラブルに発展しにくい

それぞれ見ていきましょう。

共用施設が充実している

リゾートマンションはリゾートを満喫するために建てられており、共有施設が充実している物件が多くあります。

温泉やプール・ジム・テニスコート・ラウンジなどが付いたリゾートホテル並みに充実している物件もあるので、生活満足度も向上しやすいでしょう。

自然豊かな立地が多い

リゾートマンションの多くは、海や山など豊かな自然環境の中に建築されています。

また、景観を重視している物件が多いので、窓から一面の大海原や雄大な山々が見られるといった眺望の良さも魅力です。

日常の喧騒から離れた場所で生活できるので、リフレッシュしながら穏やかに過ごせるでしょう。

観光客や短期滞在者がメインのため近隣トラブルに発展しにくい

リゾートマンションは、自身の短期利用や賃貸として短期的に貸し出すケースが一般的なので、マンションの住人が常に揃っているケースが少ない傾向にあります。

上下左右の住人が不在のときが多ければ、生活音などの近隣トラブルへの発展の可能性も軽減します。

リゾートマンションに定住するデメリット

リゾートマンションに定住する デメリット

リゾートマンションに定住するデメリットは以下の3つです。

  • 維持費や管理費が高額なケースが多い
  • 買い物施設や医療機関が充実していないケースがある
  • 定住者が少ないため修繕積立金が不足するケースがある

それぞれ見ていきましょう。

維持費や管理費が高額なケースが多い

リゾートマンションは共有設備が豪華な分、管理のために費用や人件費などがかかりやすく、維持費や修繕費が高くなりがちです。

リゾートマンションは別荘や一般的なマンションに比べ安価で購入できるケースも多いですが、毎月の管理費が高いとトータルの負担が大きくなるので注意しましょう。

買い物施設や医療機関が充実していないケースがある

自然豊かなリゾート地にあるため、周囲に生活施設や医療施設がない可能性があります。

日常的な買い物でも、車移動が必須になるケースがほとんどと考えておくとよいでしょう。

一般的なマンションは日常生活を目的としているので、生活利便性の高い立地が一般的です。

その点、リゾートマンションは生活利便性の面では劣りやすいので、事前に周辺環境をチェックし、生活するにはどうかを確認する必要があります。

▼関連記事:地方移住は後悔する人が多い?

定住者が少ないため修繕積立金が不足するケースがある

リゾートマンションを含めマンションでは、10~15年を目安に大規模修繕が行われます。

大規模修繕のための費用は毎月修繕積立金で徴収され積み立てられていきますが、リゾートマンションは定住者が少ないことから不足しがちです。

修繕積立金が不足すると、大規模修繕工事の前に値上げや一時金としての徴収が行われる可能性があるでしょう。

それでも修繕積立金が不足すると修繕工事が行われず、マンションの劣化が進んでしまうので注意が必要です。

とくに、リゾートマンションは海の近くや雪の多い地域に建てられており、一般的なマンションよりも劣化しやすくなります。

適切な修繕が行われないと、住みにくくなるだけでなく資産価値も減少しやすくなるので、管理状態や修繕積立金の進捗なども確認するようにしましょう。

リゾートマンションに定住する際の注意点

リゾートマンションに定住する際には、以下の点に注意が必要です。

  • 一般のマンションと比べて売却しづらいケースが多い
  • 定住が禁止されているケースがある
  • 管理組合が機能していないケースがある

それぞれ見ていきましょう。

一般のマンションと比べて売却しづらいケースが多い

リゾートマンションは、一般的なマンションとは目的や造りが異なります。

一般的なマンションが日常生活を送るための立地や間取りで建築されているのに対し、リゾートマンションは短期的な滞在でリゾートを楽しむことを目的としています。

そのため、立地は生活利便性よりも景観や自然環境が重視され、造りも1LDKや2LDKといった部屋数を少なくしゆったりとした間取りが多い傾向があります。

このような目的や造りの違いから、将来売却するとなると買い手が限定され売却しにくい可能性があるので注意が必要です。

売却できずに所有し続けるとなると、活用しないのに費用だけがかかり負担になる恐れがあるでしょう。

さらに、相続になると子供や孫にも同様の負担を強いることになるので、購入時には将来の資産価値や売却まで考慮することが大切です。

▼関連記事:別荘やリゾートマンションの売却に関する注意点

定住が禁止されているケースがある

リゾートマンションの中には、定住を禁止しているケースもあります。

先述のとおり、非定住者と定住者では管理費・修繕積立金の負担に不公平感が生じやすくなります。

不公平感を問題視するリゾートマンションでは定住を禁止している可能性があるので、事前に定住の可否や定住者の割合などは確認するようにしましょう。

管理組合が機能していないケースがある

定住者が少ないことで、管理組合が機能していないリゾートマンションもあります。

管理組合が機能していないと、老朽化が放置される・清掃できてない・共有部分のマナーが悪いなどの問題が生じやすくなります。

また、一定の人がずっと管理組合の役員となることで、管理組合が私物化されているケースもあるので注意しましょう。

事前に管理組合の機能状態についても不動産会社などに確認することが大切です。

内覧の際にはマンションの居室だけでなく、共有部分の状態や住民のマナーなどもしっかりチェックしましょう。

リゾートマンションへの移住や定住に関するよくある質問

最後に、リゾートマンションへの移住や定住に関するよくある質問をみていきましょう

リゾートマンションに固定資産税はかかる?

リゾートマンションであっても、所有すると毎年固定資産税が課税されます。

また、立地によっては都市計画税も対象です。

なお、別荘としてリゾートマンションを購入すると固定資産税の軽減措置の対象外となりますが、定住やセカンドハウス目的であれば軽減措置が適用されます。

リゾートマンションに定住して後悔するよくある理由は?

リゾートマンションへの定住でよくある後悔の理由としては、以下が挙げられます

  • 管理費や修繕積立金が高い
  • 生活利便性が悪い
  • 管理組合が機能せず管理状態が悪い
  • 売却できない

リゾートマンションは定住に向いていない物件も多いので、周辺環境や管理状態をしっかり確認することが重要です。

また、定住者が少ないと管理費や修繕積立金が高額になりやすいので、マンション購入代だけでなくトータルの費用で検討するようにしましょう。

リゾートマンションは買い手が限定されるので、将来売却したいタイミングで後悔するケースもあります。

購入時には、将来の売却や相続まで考慮して検討するようにしましょう。

まとめ

リゾートマンションであれば、自然豊かな立地や共有施設が充実しており、充実した生活を送りやすいでしょう。

ただし、生活利便性が低く管理費・修繕積立金が高くなりやすいというデメリットもあるので、定住するのに向いているかは慎重に検討することが大切です。

リゾートマンションへの定住を検討する際には、周辺環境や管理状態、トータルの負担、将来の資産価値まで考慮して、満足いく移住先を選べるようにしましょう。

執筆者
逆瀬川勇造
逆瀬川勇造

明治学院大学卒。地方銀行勤務後、転職した住宅会社では営業部長としてお客様の住宅新築や土地仕入れ、広告運用など幅広く従事しました。2018年よりP.D.Pを設立。WEBを通して不動産に関する問題解決を目指します。 保有資格:宅建士、FP2級技能士(AFP)、住宅ローンアドバイザー、相続管理士

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